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「消費税の使い道」を知っていましたか? [少し政治的な話を。。。。]

「国民との約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、速やかに国民の信を問わねばならない」


この言葉を耳になさった皆さんはどのように受け止められたのでしょうか?

具体的には、

消費税増税分の使途変更

※消費税の使途(財務省HPより)
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/122.htm


北朝鮮対応

のことをおっしゃっているようですが、こういう論理展開であれば、

国会は何のためにあるのか?」

国会議員は何のために選挙で選ばれているのか?」

これだと、案件ごとに解散総選挙か国民投票をするのか?」

と思ってしまいます。


それほどまでの国家の存亡を危うくするほど重大事項であるのなら、

なぜ、こんなショートノーティス(〆切までの期間が短いこと)でYES&NOを判断させるのか

議会制民主主義を標榜するのならなぜ国会の論戦を経ないのか

と素朴に思ってしまいます。


安倍シンパの日本維新の会の馬場幹事長ですら、

「『こじつけ解散』だ。消費税の増税分の使いみちを国民に問いたいということだが、変更は政策的判断であり、国会で十分に議論して変えていくことが本来は順当な道だ。使いみちを変えるために解散することは、納得できない

と語っておられることからも、この議論の違和感が伝わってきます。


安倍首相は「民主主義の原点である選挙」とおっしゃっていますが、北朝鮮問題が深刻ならば、「緊急避難」「高度な政治判断」というやり方があるはずです。


安倍首相のスピーチは「言い切り型」(「〇〇します」のような断定型)が多いのですが、「東京オリンピックの招致」スピーチのように、「それ大丈夫なの?」ということが多いのが特徴です。


昨日の安倍シンパのマスコミコメンテーターの狼狽ぶりは異常でした。

たとえば、

〇「もり・かけ」問題を一笑に付すような話しぶり

~「もり・かけ」は安倍総理の直接関与以前に「行政の意思決定プロセス是非」の問題であり、とても重要です。

〇「小池都知事」の二足のわらじ批判

~「政治」と「行政」の区別を踏まえずの批判です。
「行政」は組織で行うものです
東京都のように大きなしっかりした組織がある場合は、「小池知事批判」=「東京都の役人は頼りない批判」になってしまいます。

等々、しばらくは「安倍シンパ」「自民党シンパ」のコメンテーターのご意見・ご高説を「本当かいな?」と批判的に見聞きすると今の日本の「国難」がわかって来るかもしれません


「衆院解散」話が出た当初、こういう雰囲気って「日本が太平洋戦争に突入していく時の『大政翼賛』選挙のようなものかな?」って思いました。


「小池新党」の出現、「民進党の野党共闘化」等々によりどんな論戦が戦わされるのか楽しみになってきました。


そういえば、昨夜のNHKの「ニュースチェック11」(午後11:15~午後11:55)の中で、

“景気は「いざなぎ」を超えの可能性”

というニュースの時に取り上げられたツイートは批判的なものばかりだったのが笑えてしまいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170925/k10011155431000.html?utm_int=news-business_contents_list-items_005


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