「離党」を笑ってはいけない [みんなうすうす気づいている]
今度の衆議院:解散総選挙は、なんだかおもしろそうです。
(特に選挙までの動向がおもしろいようです)
安倍さんの「国難」解散がひょっとしたら「受難」解散になりそうな空気が漂ってきました。
そんな空気の中で、他党からの「離党」→「小池新党入り」という動きが活発化してきました。
「離党する党」や「世論」の中には、「離党者は保身のためでしょ」的な批判も上がっているようです。
ただ、出ていく人を批判するのは簡単ですが、今回の衆議院のリセットムードの中ではもう少し丁寧に考えてみませんか。
離党者の立場を踏まえて言えば、
①明らかに選挙区事情
~今の政党のままでは当選できない
②職業政治家である以上は「当選」することがすべて
~「選挙に落ちればただの人」です
③「政治家」になろうという意欲は評価しなければいけない
④「私でなければこの政策はできない」という自負にも似た熱い思いは大切にしてあげたい
⑤供託金(300万~900万円)も準備しなければいけない
⑥衆議院議員の身分を失うタイミングでの離党である
~比例代表選出議員の在任中の離党は批判が多い
今度の総選挙は、ある意味「選挙しなければいけないほどの争点なき無駄な選挙」ですが、日本の政党政治の枠組みを変えるかもしれない雲行になってきました。
「政権交代」がなじまないかもしれない「日本」では、今回の「離党」を決して笑ってはいけない状況になってきたようです。
ただ、小池東京都知事が「知事を辞めて、国会議員に転身する」ようなことがあったら、それはそれで大ブーイングになってしまうでしょう。
※自民党の石破議員が離党なさるようなことがあれば、もう少し面白いでしょうが、彼の場合「無風区」選出ですから、まさかそんなことはなさらないでしょう。。。。
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