「調剤薬局」は機能しているのか? [どう受け止めたらいいのか]
腰痛のため少し大きな病院で診てもらっています。
そこで気になるのは「薬局」(薬の処方)のこと。
お医者さん曰く、「なるべく院外処方を使ってほしいと指示されている」とのこと。
私の場合は、特にこだわりもないので「院外処方」「ジェネリック薬品」を使っています。
ただ、少し気になることも。。。。
一つは(失礼ながら)薬局が「バカ丁寧なこと」
CS(顧客満足)を意識してかお話がすごく丁寧です。
私としては丁寧は重要だとは思いますが、「バカ丁寧」な必要はないのではないかと思っています。
先日のこと、薬を受け取った時、「何か物足りないな」「後でもらった書類をよく確認しよう」と店を後にしたのですが、雨の中を私を追いかけてくる女性の方がありました。
「お渡しするのを忘れていました」
と言って「薬の説明文書」や「領収書」一式を渡していただきました。
降り始めた雨の中を傘もささずに私を追いかけていただいたようです。
裸のまま丸められた書類には雨粒もついていました。
一つは「安いのか高いのかよくわからないこと」
何となく「院内処方の方が安いような」気がしてしまいます。
一つは「いろいろ聞かれたり、説明される」ことの中に的を得ないことがあること
特に、「お医者さんに変わって説明なさろう」とする姿勢は好感が持てる部分もあるものの、「ほかにどんな薬を飲んでいるのか?」と質問されたときに戸惑うことも。
私は「腰痛関連」の薬しか飲んでいないので、「処方されるときに医師から十分に説明を受けている」はずです。
「飲み合わせ」を云々と言われても、医師と連絡を取ってもらわない限り私にはどうすることもできません。
まじまじと「説明文書」を見たら、「・・・・等の症状が現れた時は、すぐにお知らせください」と書いてありました。
しかし「異常が現れたら、医師に相談する方が現実的」な気もします。
私的には調剤薬局にどこまでお任せできるのか不安もあります。
ある意味個人情報を店頭で縷々話すことにも違和感があります。
「調剤薬局」と言うのはおそらくいいシステムなのでしょう。
6年もかかる薬学部を卒業された薬剤師さんの腕の見せ所かもしれません。
ただ、医師と患者の一体感とは少し距離感があるような気がします。
「領収証」をよく見ると「薬剤服用歴管理指導料」と言うものがあるのがわかりました。
複数の病院にかかりいろいろな薬を飲んでいる人への服用チェックにはなるものの、「処方された薬」をどうすべきなのかは患者の側にはよくわかりません。
「患者が飲んでいるすべての薬」あるいは「お薬手帳」を「医師」も精査する必要があるはずです。
※多くの医師は必ず確認します。
「お薬手帳」が完璧かどうかもわかりません。
「規制緩和」とか言い間口が広がるのはいいことだとは思いますが、「命」にもつながることについては有機的に連関していく仕組みにならなければ何のための「規制」だったのかわからなくなってしまいます。
「規制緩和」と言う甘い言葉に飲み込まれないようにしなければいけないかもしれません。
「調剤薬局」についていえば、患者と薬剤師さんの不幸の始まりになっても困りものです。
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