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「営業時短協力金」の支給遅延を茶化して批判するな! [新型コロナ]


昨日(2021.3.10)のお昼の番組では「営業時短協力金」の支給遅延の話題を取り上げていました。

いろいろな事情があるのかもしれませんが、東京の場合は、「申請件数が多く現場がキャパオーバーになっている」というのが一番の原因のようです。

日本経済新聞(2021.3.9)によれば、
緊急事態宣言の再発令後の1月8日から2月7日までに時短に応じた事業者への支給率は4%にとどまる。要請期間が連続している影響で、事務負担が増していることが背景にある。
と。

時短要請を重ねるたびに支給率が下がっているのは、申請書類などを審査する都の部署への負担が高まっているためだ。都は事務処理ミスを防ぐため、原則として前の申請期間が終わってから、次の申請を受け付けている。

2月22日の受け付け分から、支給対象が店ごとになり、大手企業も加わったためだ。申請件数は従来の約2倍の8.7万件に膨らむ見通しで、都は担当職員を従来の2~3倍の300人規模に増員審査や支給の一部業務の民間委託も進める


私も申請サイトを見てみましたが、普通に「税務申告」をしたり「決算」をなさっているご商売(企業)の方ならさほど難しい書類(申請)ではないようです。
※それすらできないというのなら企業経営(ご商売)の社会的責任と言ったものをもう少し真摯に受け止められた方がいいと思います。


このお昼のワイドショーではある芸人さんが、
小池さんが何もやってないってことに気づかないと、みんな。何もやってない。コロナ禍になってもやってない。コロナの前から実は何もやってない
こんなもんは、トップダウンで事務方も動かせて、一番困っている人たちは飲食の人なんだから、その人たちを助けるためにトップダウンでやれば、もっと早く進む。これやってないっていう証拠
などとまるでお昼からお酒でも飲んでいるかのごとく大声で話していました。

こういう仕事は組織だってやっているはずです。
担当の副知事、局長、部長、課長・・・といろいろな職責の方がいます。
膨大な仕事量をこなすためのこういう仕事のやり方の中で、こういう粗いコメントは「百害あって一利なし」状態です。
気楽に話しているつもりでもマスコミ特にテレビが及ぼす影響には大きいものがあります
「お笑い劇場」ではないのだからもう少し番組にあった話をなさるべきでしょう。


話すのは自由ですが、「ニュースワイドショー」の看板を掲げた番組ならもう少し丁寧な発言をなさらないと大きなミスリードに繋がってしまいます

新型コロナに伴う自粛生活が1年以上続き、多くの方がイラつき先行きを案じたりするのはわかります
しかし、マスコミが、
煽ってどうする
小池都知事の人格攻撃ばかりしてどうする
という思いが強くなってしまいました。

こういった批判の裏側で国政レベルでは巨悪の深刻化も垣間見えています。

そういえば、
保健所のキャパオーバー
医療現場のキャパオーバー
の話はあまり触れられなくなりました。

新型コロナについては「問題点はそこじゃないだろう」と思うことが多すぎます。
しかもテレビをはじめとするマスコミが無責任な情報を垂れ流していることに逆にイライラしてしまいます。


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