なぜ「冠水した道路」に進入するのか? [どう受け止めたらいいのか]
ここのところテレビのニュース番組は線状降水帯による大雨の様子を流す毎日です。
とても不思議なのは、「冠水した道路」道路に進入する車がとても多いことです。
「マフラーの位置まで水位があったら走らないほうがいい」と言われる車ですが、ニュースで伝えられる映像では「どう見てもマフラー以上の水深」のところを走っている車が多すぎです。
なぜマフラーなのかというと、
①マフラーから水が逆流しエンジンが傷む
②床下には電気系統のケーブルが走っているため故障の原因となる
③座席が濡れると後々まで臭いが強烈
といったことが指摘されています。
しかも何よりも「生命の危険に直結しやすい」ということもあります。
テレビのスタジオでは被害の様子を「さも大変なように」伝えるだけですが、もう少しきめ細かく考えれば「それはやめたほうがいいよ」ということも多いはずです。
マスコミの影響力は大きいだけに、「現場の大変さを伝える」だけではなく「それはやってはいけないよ」も伝えてほしいものです。
車を持っている人も「もう少し車を大切に、運転も慎重に」大雨に取り組むべきです。
車の乗れば「傘を差さなくてもいい」などといったイージーな考えではなく「災害の怖さ」を知るべきです。
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