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§4 『マーケットの向こう側から見る』こと (現場主義) [成功した企業トップの15か条]

「現場主義」とも言います。
成功した経営トップは現場のことをたいへんよくご存知です。

商品のニーズ、技術のレベル、従業員の状況、生産能力、仕入れ等々企業経営に必要な「人」がどう思い、どう動いているか、「もの」がどう動き、いかに動いていくか非常に詳しいです。ある意味天才的なものがあります。 理屈ではなく論理的・合理的に説明できるから不思議です。

みなさんは、かつて三波春夫という演歌歌手がいらっしゃたのをご存知でしょうか?
彼の口癖は「お客様は神様です」でした。

仕事柄、お葬式とかにもよく参列しますが、その時、気がつくことがあります。故人のご霊前には、ご遺族や親しかった方が、必ずといっていいほど、故人の好んだものをお供えされます。生前、お酒が好きだった方にはワンカップを、コーヒーがお好きだった方にはコーヒーを。。。。。。お見送りにも故人が好んだ曲を流し永久の別れに送り出される方が多いようです。

神様とか仏様にお参りされるときは、好物をお供えされますね。

「お客様は神様」ということは、神様が=お客様が好まれるものを=お客様のニーズを商品として作りだしたり、売り出していくことではないかと思います。

融資のお申込のお話を承っているとき、素朴に疑問になるときがときどきあります。
そのひとつは
「この商品は必ず売れます」「こういう商品があったらみなさん喜ばれます」というご説明をいただくことです。
こういったお話を聞くにつけ、「それってなくてもいいよね」「そう思っているのはあなただけではないですか?」と反論したくなるときが多いのは私だけでしょうか。。。。。。

マーケット(=お客さん)に受入れられないものはやはり売れません。そうなるとビジネスの成功もおぼつかなくなるのではないでしょうか。

成功した経営者は、絶えず「神様のために何をなすべきか!」「神様(仏様)は何を好んでいらっしゃるか!」を考えながら仕事をされています。

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