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裏口入学の法則 [銀行(員)と付き合う法]

受験シーズンもほぼ終盤にかかってきました
最近では、「裏口入学」と言う言葉があまり聞かれなくなりました。(昨年、どこかの県で教員採用試験の件で似たような話があった記憶はありますが、「裏口入学」と言う言葉が大きく採り上げられることはなかったのではないかと思います)

「裏口」と言う定義もすごく曖昧ですが、想像で議論すれば
①「うちの息子(娘)は、頭が悪いので(成績がよくないので)、お口添えをお願いしたい」と言うことでしょうか
②「お口添えのお手間として、対価は払います(払っています)」と言うようなこともあるのでしょうか

学校の入学選抜試験が、成績を基準としている場合には、上の①②のような状況をいうのかも知れません

では、工事の入札の場合はいかがでしょうか
①「うちは技術力が低いので、お口添えをお願いしたい」
②「わが社は、入札価格が高いかも知れないけど、ぜひともこの工事は請け負いたい」
③「お口添えのお手間として、対価は払います(払っています)」

と言うことでしょうか。。。。

では、金融の現場ではどうでしょうか
①「うちは財務内容が悪くて正面から銀行に行っても融資はしてもらえません お口添えをいただけませんでしょうか?」
②「お口添えのお手間として、対価は払います(払っています)」

と言うことでしょうか。。。。。

もし、金融の現場で、こういう話があったのなら
A:うちは財務内容が悪い
B:銀行から要求されるような書類を見せたら融資が受けられない
とでも自ら証明されているようなものです
もし、小生にこういう話が来たら、やはり警戒せざるを得ない企業からのお申込ということで通常の時に比べ「何か隠されているのではないか」と徹底的な調査を行なわざるを得ません

融資の現場でのポイントの一つには「返してもらえるかどうか」と言うことがあります
融資は優先順位の順番を変えることがテーマではありません

タグ:裏口入学
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