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歓迎 : シニア空割 ! [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今朝(3月11日)の新聞に、ANA(全日空)[飛行機]の「シニア割引」の話が掲載されていました
[本]全日本空輸(ANA)は2009年3月10日、65歳以上を対象にした「シニア空割」を09年4月から導入すると発表した。
国内線全線が対象で、運賃は一律9000円。便の事前予約はできず、当日の搭乗手続き時に空席があった場合のみ利用が可能。同社のマイレージクラブ会員であることが条件。
http://www.ana.co.jp/dom/fare/senior_sorawari/index.html

少しうれしくなる話です
今回の対応策は、昨日アバウトに説明した「損益分岐点」を計算されてのことだと思いますが
大歓迎です
数人で貸切のように飛行機にお乗りになったご経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが
乗客の少ない飛行機には少しさびしいものがあります

以前、ある航空会社の支店長氏に教えていただいたのですが

100人乗りの飛行機を飛ばす場合
A:定価の切符(チケット)で50人の乗客が乗るケース
B:料金を定価の半額したら100人の乗客が乗るケース
があるとしたら、航空会社を経営する側としてはA・Bのどちらを選ぶのか・・・・・?

いわゆる損益分岐点まではよくわかりませんが、
①乗客の多いBのケースのほうが、コーヒーの提供や手間はかかる
②ひょっとしたら燃料代も増えるのかもしれない
が、
③乗員の数は、乗客の多寡に左右されない
 =乗客が一人でも、100人でも乗務員の数は変更できない(同数必要)
④空港の食堂・売店の売上や空港までのアクセスの売上は増える
⑤機内販売の売り上げも増える
⑥飛行機の潜在需要(潜在客)の掘り起こしに繋がる
とのことでした

比較的生活に自由度の高い方々の需要発掘になれば日本経済にもいい事
ではないでしょうか。。。。。
地方の方が、お気軽に東京のお孫さんの顔を見に来るといった光景が目に浮かびます

しいて言えば「シニア空割」と言う堅苦しい名前ではなく
「スカイメイト」のようなオシャレなネーミングにしていただくといいですね
http://www.jal.co.jp/dom/waribiki/skymate.html
http://www.ana.co.jp/dom/fare/guide/sm.html
こちらは「ヤング空割」です

ところで、
皆さんは、飛行機の座席はどこをお選びになりますか?
前方ですか?後方ですか?
通路側ですか?窓側ですか?
小生は、好んで窓側に乗ります
窓から見下ろす景色は、小学校の時に習った「地図」のようで楽しいからです
ただ、早く予約をしないと、窓側の席は埋まってしまいますから、その点はがっかりすることも多いですね

そこで提案です
窓側の席は、500円ほど料金を上げていただけないでしょうか。。。。。。。
理屈はありません
ただ、窓側に乗った気の効いたお客さんがブラインド(日よけ)をおろして眠ってしまわれることもよくあるものですから。。。。。

RIMG0823.JPG

量を求めるのか(安くたくさん売るのか)
質を維持するのか(値引きせずに量を抑える)
永遠のテーマでしょうか。。。。。
損益分岐点を長期的に計算してみませんか?
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