SSブログ

日本流「サマータイム(夏時間)」の話 [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

週末のラジオ番組を聞いていたら、ヨーロッパ在住の方から「この28日の日曜日の午前2時に時計を1時間進める」という投稿がありました。
あるいは、どこかの新聞では、サマータイム(夏時間)への憧憬のようなコメントも見受けられました。

何でも、昼間の時間が長くなるので、時計を1時間早めることで、(明るいうちに仕事をし、夜は早く寝るようになるため)明るい時間が増え省エネにつながるらしいのです。

日本でも、太平洋戦争敗戦直後の米軍占領統治下に「夏時間法」が制定され数年間実施されたようですが、その後廃止されています。

省エネとかというテーマの一環で、この「サマータイム(夏時間)」が語られ、検討されているようですが、
①生活リズムが崩れる
②暗くなるまで仕事をする日本人には残業が増えそう
③東西に長い日本では不向き
④時計の針を調整するのが面倒であり、かつ、コンピューター等のシステムコストがかかる
⑤青少年の非行が増える懸念がある
⑥近隣諸国が実施していない
等々、なにがしかのもっともらしい理由があるようです。

ただ、
①サマータイムを導入している地域(国)は、緯度が高く、とりわけ夏期には極端に日照時間が長くなる地域(国)が多い
②明るい夜が長くなると、結局は、寝る時間が遅くなってしまう
…夏時間を採用しているヨーロッパに滞在していると、明るいのをいいことについつい帰宅が遅くなってしまう
などと思ってしまいます。

いっそのこと、「夏になれば、1時間時計の針を遅らせる」夏時間制度を導入したらいかがかと思います。
理由はと言えば、
①夕方から夜にかけては家でゆっくりして(いわゆる家族だんらん等々)、暗くなったら眠るのがいい
②朝は、夜明けとともに起き出し、庭仕事や土いじり、犬の散歩、ジョギング、テニス等々、出勤前に行い、シャワーを浴びてから出勤するなど、朝の自由時間が増える
③出勤時間帯が広がることで、ゆっくりと朝ごはんが食べられる(および朝のラッシュが緩和できる)
④暗くなると家に帰る日本人向き(残業が増えない)
⑤無駄遣いが減る(明るいと家に帰らない)
⑥時計の針を調整するのは、社会的なコスト(経済対策)として割り切る
⑦外国との時差が減る
などが挙げられます。


とかく、「外国はこうだから・・・・」と言いたがる方が多いのですが、自然とか歴史や国民性を踏まえた日本独自の対応策があってもいいのではないかと思います。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0