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「宝くじ」に事業仕分けの真骨頂が出た・・・天下りとマスコミの報じ方と国民 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「事業仕分けでいくらの財源が出てくるか」ということを期待されていらっしゃる方も多いとは思うのですが、小生は、この国の動かし方・動かされ方について考え方があぶり出されることに興味があります

マスコミが伝える限りでは、今回の「宝くじ」問題は凄く面白いものでした

詳しくはマスコミの報道に譲るとして
主な登場人物についてコメントしてみましょう

1.宝くじ関連の皆さま
①日本宝くじ協会     ・・・ 自治省主管
②日本宝くじ協会理事長 ・・・ 遠藤安彦(元自治事務次官、(株)日本宝くじシステム代表取締役、財団法人地方財務協会理事長)
 ※遠藤安彦氏・・・昭和34年静岡高校卒 
            東大法学部を卒業し、自治省に入省。
            富山県に配属。秋田県の税務署長。
            大分県総務部長。大臣官房審議官。大臣官房長、財政局長、事務次官の要職を歴任
③財団法人自治総合センター理事長・・・二橋 正弘(前内閣官房副長官(事務担当)、元自治事務次官)
 ※二橋正弘氏・・・1964年 自治省に入省
            富山県出身。東京大学法学部卒業。
            静岡県副知事、自治省財政局長。事務次官。
            小泉内閣内閣、福田康夫内閣官房副長官(事務担当)。

宝くじについて自治省が深く関与してきたということはやむを得ないとしても、遠藤・二橋両氏のご経歴・ご年齢をすれば、ボランティアでお役目をお勤めされてもいいのではないかと思われます

確かに、ご家族ご家庭もおありでしょうから、小生のようなものがこんなことを申し上げるのは甚だ失礼かと思いますが、ご発言の内容・回答ぶりからしたら以前あったかもしれない切れ味はどこに行ってしまったんでしょうね

2.応援団の皆さま
①伊藤祐一郎鹿児島県知事・・・・ラ・サール高等学校、東京大学法学部卒業。
                     1972年自治省入省
                     総理府地方分権推進委員会事務局次長
  総務省大臣官房審議官

   きっと地方自治のベテランで有能なのでしょうが、発言ぶりから想像すると、いかがなものか。。。

3.宝くじファンの皆さん

「宝くじがなくなる!」って本当に考えているのですか?
「事業仕分けのおかげで、あたりが増える」と考えると頼もしくなりますよ
一回くらい発売を休んで、その分、後で、倍額あるいは倍の当たりにすればいいのではないでしょうか

4.マスコミの皆さんへ

その時だけ興奮するのはやめましょうね
①息長く追及しませんか
②常識というか、普通に考えておかしいと思うことを問題にしてください
③ところで八場ダムはどうなったのでしょうか

5.仕分け人の皆さまに

きわめて常識的です
権限もなくもどかしいと思いますが、頑張ってください
10年くらいたったら、みなさんに感謝する日も来るのではないでしょうか









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