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あなたはチームリーダーの経験はありますか? [裏づけのない経営学]

週末(12月18日~19日)のTV番組を見ていて驚きました。

民主党政権への批判のオンパレードです。
集約すると
①菅首相(総理)にリーダーシップがない
②パッチワークのようなつぎはぎだらけの政策
と言うことのようでした。

ただ、気になることがあります。

「リーダーシップ」を論じる人たちは、みなさん「一匹狼」然とした方々なのです

①スポーツでチーム一丸となって試合に挑んだ人
②組織を挙げて利益増強に取り組んだサラリーマン

のような方々が見当たらないのです。
理念を語るのは簡単ですが、現場で指揮するのはなかなか難しいものです

もし、「自分は上手くリーダーシップを取ってきた」と言う方がいらしゃるのなら、その時の状況をよく思い浮かべてください。

①安心感のあるよきサブリーダーがいること
②良きアドバイザーがいること
③得意分野のあるメンバーがいること
④個々のメンバ―が信頼(尊敬)の念を持っていること
⑤ゴールが単純なこと

等々が見え隠れするチームでなければ、なかなかリーダーシップもチームワークも機能しないことはみなさまはよくご存じのはずです。

たしかに、政治家の皆さんは、多彩多能な方が多いのではないかと思います
ただ、サラリーマンや学生のスポーツチームほどには目指すものも単純ではないのでしょう

「一兵卒」と呼ばれる経験浅いメンバーであっても一家言お持ちです。

※学生スポーツのチームは、毎年、最上級生が卒業し、新入生が入ってきます。
このように、人材が入れ替わる組織はわかりやすいのですが、大人の世界はなかなか入れ替わりがありません。

そこへ、現場経験の少ないにわか評論家のコメントの嵐です

こんな環境で、リーダーシップが取れるとしたら不思議です。
現場の方も、脇で評する方々にも、何かが足りません。

そうです。
危機意識と単純なゴールです
口で言うのは簡単ですが、臨場感がありません。

皆様の企業ではいかがでしょうか。
人事や人材育成の研修では
①リーダーシップ
②チームワーク
と言うお題目が中心テーマのことがよくあります。

「そんなにうまくいくかよ!」と感じられた方も多いと思います
そういうものなのです。

今の政治の状況やマスコミに登場するコメンテーターのご意見を反面教師として、企業経営に活かしてみませんか!



かつて、こんな記事を書いてみました。
[本]
手漕ぎボートの理論 (ボートを漕いだらリーダーシップがわかる)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15-1


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