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大地震の後に来るもの (敗戦濃厚の日本海軍は英語を勉強していた) [無駄の効用かやっぱり無駄か]

ずいぶん前の話です
中学校の恩師のご主人にこんな話を伺いました

彼は、太平洋戦争の最中、江田島の海軍兵学校で学んでいたそうです
日本の敗戦は濃厚で、海軍兵学校では、「英語を一生懸命勉強していた」ということです

終戦後の米軍進駐と日本の復興・再建のために英語を学ばねばと言うことのようです


さて、東北・関東大震災です
①この大惨劇に驚愕し、被災者の方々を思いやる
②被害の拡大を憂う
③これ以上の被害の拡大は避けたい

ことはもちろん大切・必要ですが、ポスト大震災=今回の地震がそれなりに落ち着いた時のことも考えなければいけません

①「構造改革」とか「民でできることは民で」といって、本来は行政の役割かもしれない部分を、商業主義一色にしてしまったこと
②「政治主導」といって、「行政の機能」を停滞させてしまったこと
③「地域主権」「地方分権」とお題目ばかり先行して、行政組織そのものの役割や仕事の流し方を考えなかったこと
④「首都移転」とか言いつつ、ますます東京集中が進むこと
⑤本当の意味での「公共工事」を丁寧に行わなかったこと
⑥「減税」ばかり主張して、建設的な議論が置いてきぼりのこと
⑦マスコミのイージーな取り上げスタンス
(他のニュースはどうなったのでしょうか でも伝えらない幸せもあったりします)

等々、思いつくままに抽象的なことを書けば、いろんなことが思い浮かんできます

スーパーやコンビニにものがないと言われています
でも、売れ残っているものもあります
「なぜ売れのこっているのか!?」を考えてみるのも楽しいものです

こういう時に、だれがどんなことを言っているのかとチェックするのも驚きの発見です
著名人(とか言われる方)のブログには、とんでもないことが書いてあったりします
こういう方々が、絶えず日本人を惑わしてきたのか! と思うこともあります

昨日の朝のラジオによれば、西日本でも、「懐中電灯」や「単一乾電池が不足し始めた」ようです

為替はずいぶん円高が進んでいます
本来なら、大幅な円安になってもおかしくないのに、円マネーの国際的な位置の強さの表れでしょうか

日経平均株価が乱高下しています
福島原発が爆発して、首都圏まで放射能汚染が拡大しない限りは、復興に向けた大景気が来るはずです
個別銘柄で見れば、大幅上昇も期待できます

たとえば
①建設機械・資材等々の土木分野
②電気製品、事務用品、生活用品等々
③生活インフラ関連
④住宅建設関連
⑤自動車関連
等々、日本復興に不可欠なものはたくさんあります

一段落したら、日本全国の防波堤・防潮堤・道路・護岸・堤防などの一斉点検が始まるはずです
そうなると、意図しなかったかもしれない内需拡大が起こります

今回は、「津波」に光が当たっています
直下型だったらどうなったのでしょうか
避難マニュアルとか対応マニュアルはワークしたのでしょうか
地震の最中に、非常袋からヘルメットを取りだしてかぶった方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか


東京電力のもたつきぶりを考えたら、経営マニュアルとか内部統制ルールが、非常時にはワークしないことにもお気づきかもしれません

リスクの分散のためにも、一極集中化を緩和することも考えなければいけません

巷間伝えられているように、「日本人の冷静さ」こそ、復興と未来に向けて評価しなければいけないですね


友人の話によれば、原子力発電に頼っているフランスでも日本の地震の話がニュースを飾っているらしいのです
外国がすぐれているわけでもなさそうです
国際比較ばかりを好む方々も、日本の気候風土・自然環境・国民性などにあった日本復興計画を考えたいものです

ところで、小生は東京に住んでいますが、西日本の方々はどう考えていらっしゃるのでしょうか
子供のころ習った記憶によれば、日本は地震国であったはずです





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