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「箱根駅伝」というドラマのある見方 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

お正月恒例の「箱根駅伝」が終わりました。
全国大学駅伝という名前ではないので、違和感をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、
そういう屁理屈は別として、東洋大学の圧勝と柏原選手の激走で終わったようです。

小生はテレビ中継を見たわけではないので、迫ってくる状況はよくわかりませんが、
「新聞報道」の関係者の言葉には興味深いものがあります。


1.主催者:読売新聞「顔」欄(2012.1.4)の柏原選手の言葉

2位に終わった前回大会後。3連覇を逃した理由について、チームメートと遠慮なく本音をぶつけ合った。
出した結論は、攻める姿勢の欠如
「口にしたからには」と、この1年、主将として果敢な走りを貫いた。

「後ろとの差が3分なら4分、4分差になれば5分にする」と自らを奮い立たせ、(略)有言実行の快走で、2年前に樹立した区間記録を塗り替えてみせた。


2.日経新聞(2012.1.4)夕刊 「箱根駅伝、前回4、5位の明暗」

年頭から失意を味わったのは東海大だ。

「正直甘くないと実感した」と両角監督。年々高速化する傾向に「選手層の差を感じた。トレーニングに取り組む心構えからやり直さないといけない」と危機感を強めた。


3.読売新聞(2012.1.4)掲載の監督談話(抜粋)

①城西大:櫛部監督
「目標の5位まであと少しだったので、もったいなかった。」

②中大:浦田監督
一人ひとりの力を合わせれば、シード権は手が届く手応えはあったが、。。。。。。」

③国士舘大:小川コーチ
「選手たちは本当に頑張ってくれたが、箱根は甘くない。私の読みの甘さもあった

④東海大:両角監督
「当たり前だが、箱根は甘くない。監督就任当初から層の薄さは感じていた。練習に対する姿勢から植え付け、戦えるチームにしたい

⑤上武大:花田監督
「選手が5割も力を出せなかった。監督力のなさを感じる。」

⑥東農大:前田監督
「終盤の失速は力不足ということ。速い選手ではなく、勝負強い選手を作っていきたい


みなさん、かなり精神論的なコメントが多いようです。「方法論は如何に?」と聞いてみたくなります。

でも、「ストイック」な考え方の好きな小生ですから、見方が歪んでいるのかもしれませんが、ビジネスの世界にも通じるものがあるのかもしれません。

年末から新聞紙面やテレビのニュースで、特別手配犯:オウム真理教の平田容疑者の出頭話が採り上げられています。

「おまぬけ」な対応であるのは事実のようですが。。。。。。

これは、
「精神論」で解決するのでしょうか?
「方法論」で解決するのでしょうか?

聞いてみたくなってしまいます。


ふっと頭をよぎることがあります。
なでしこジャパン。。。。大丈夫ですか?」




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