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「巣ごもり消費」が教えてくれること [新型コロナ]

「コロナショック」というか「新型コロナウィルス」の発生であらためて考えさせられたことがあります。

無駄なお金を使わなくなった

ということ。
「コロナ騒動」が始まって以来、
●出かけることもずいぶん減りました
●お店に行くことも減りました

しかしながら、よくよく考えると「本来のあるべき姿」だったのかもしれません。

仕事を辞めて所得が減ったのですから、「所得や貯蓄に見合った暮らしをする」というのが本来の姿です。

生活する上での固定費(例えば水道光熱費など)は今までと同じくらい(実はそれ以上)必要なわけですから、不要不急の贅沢支出は抑えたいのが本音です。

世のエコノミストは「消費が伸びない」とおっしゃいますが、所得の減った高齢者が増えたのですから人口が同じでも「消費が伸びない」のは当然のことなのです。

また、加齢とともに食べ物の量も減りますから例えば食料費だって減ります。

そういう社会構造の変化の中で「消費が伸びない」というのも変な話なのです。
しかも消費税は所得に関係なくかかりかつ引き上げられているのですから。

今回の「コロナショック」はいろいろなことを教えてくれそうです。

●「医療体制」の漫然化
●「子どものお世話は誰がする」ということ
●「働き方改革」と言いつつ「休むとたいへん」だという事実
●「テレワーク」と言いつつ東京集中を排除しようという具体的な動きがないこと
●アベノミクスも地方創生も「コロナショック」の前には効果がないこと
等々。


よく見ると、

●家の近所にある最寄りのスーパーや商店街で買い物をする人が増えたような気がすること
●交通量が減ったこと
●お母さんと遊ぶお子さんが増えたこと
●諸行事を盛大にしなくても世の中は回ること
●生活に必ずしも必要でもないビジネスは閑古鳥が鳴いていること

などが伝わってきます。

「コロナ」騒ぎが一段落したら、今後の日本が向かう姿が見えてきそうです。
そこにあるのは「アベノミクス」でも「地方創生」でも「インバウンド」でもないもののような気がします。





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