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「政権の応援団でしかないマスコミ」~コロナの感染を拡大させた原因(その4) [新型コロナ]

コロナ禍と戦う1年が過ぎようとしています。

コロナには特効薬も地図も時計もカレンダーもない状態なのですからなかなか決め手がありません。


しかし、今一つすっきりしないのは、結局「マスコミは何もしていないに等しい」ということ。

モーニングショー(テレビ朝日)のようにPCR検査優先をずーと言ってきてもなかなか現実には実現できていません。

ひるおび(TBS)のように菅首相を批判することなく小池都知事批判にすり替えて来た番組もあります。
それでいてイソジンやK値のようなうさん臭いものを推奨しようとした「大阪の吉村知事」や旭川の帰趨次第で感染者数も大きく変わった「北海道の鈴木知事」礼賛とか、まるで好き嫌いが基準にでもなっているような知事への評価です。


見ていて笑いたくなるのは、
コロナ対策は「地域のことを一番よく知っている知事」の権限と責任のもとでやるべき
という主張でした。
「地図のないコロナに対し地域がどう向き合うのか」と考えれば笑う部分もあります。
特に首都圏のように皇居に向かって線路が走っているところでは、「都県」境という言葉も無力です。
あなたの職場の人事構成を見ても「東京限定」の職場は少なかったはずです。
そういえば大阪府知事と兵庫県知事のいがみ合いのような言葉の応酬も記憶にありました。

「アメリカ大統領選挙」に夢中になったのもマスコミでした。
アメリカの大統領が誰になるのかは日本の政治経済に大きな影響があるのかもしれませんが、われわれ日本人に投票権があるわけでもありません。
深刻なコロナ禍の中ではどれくらい有用だったのでしょう。

「GoToトラベル」の推進役を果たしたマスコミ
喜々として「お得情報」を流していた姿が忘れられません。
あの時期は「コロナ対策の点検」をすることが優先されたはずです。

緊急事態宣言、医療崩壊に及んでも「たいへんだぁ」を伝えても対策を持たないマスコミ
「コロナの感染者が多い少ない」「コロナ死が増えている」を論じても、それを伝えるにはあまりある時間の放送枠です。
もう少し「気の利いた」「コロナ対策に現実味のある」対応策を主張し効果を検証したらいかがでしょう。


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