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ポスト「ウクライナ」の試練 [どう受け止めたらいいのか]

「ルビコン川を渡る」
という言葉があります。
簡単に言えば「ある重大な決断・行動をすること」のようです。

ウクライナへの武力行使を始めたロシア
SNSや映像文化が発達しその始まりを見てしまいました。
経済制裁を実施し、外交官8人の国外退去を求めた日本
ロシアとの関係はすぐには回復しない状況になってしまいました。

ロシアも日本も「ルビコン川」を渡ってしまいました。

ロシアのウクライナ侵攻いや侵略が終わる日が来るのか?
いつ終わるのか?
どういう形で終わるのか?
終わった後はどうなるのか?
経済制裁はいつ終わるのか?

というテーマが日本の社会には大きな問題となって降りかかってきました。

・「ロシアが武力行使をしなければ」と言ったところでいまさら遅いですし
・いわゆる西側諸国という国が対応するには経済制裁しかありません
・共産帝国主義とでも言いたくなるロシア、中国、北朝鮮を隣国に持つ日本には他人事ではありません
台湾有事の際の影響まで想定してかなければいけません


しかし「経済制裁」の影響はわが日本にはあまりにも大きすぎます。
・原材料・燃料・製品の多くを輸入している日本は深刻な物不足に陥ってしまいます
・燃料不足だから原子力発電に頼るというわけにもいかないでしょう
・ロシア近海での漁船の操業は今まで以上に拿捕の危険が迫ってきました
・ロシア上空を飛べない飛行ルートの影響はどう出るでしょう
・中古車のロシア向け輸出は今まで通りでいいのでしょうか?
・世界の経済情勢が大きく影響をうける中、円安も放置できません。


ロシアの武力行使を許すわけにはいきません。
しかし日本人の皆さんの中にどこまで覚悟ができていますでしょうか?

コロナを契機に「生活格差」も顕在化し「給付金」と言った施しニーズも増えてきました。
今までのように「消費の活性化」といういわゆる「無駄使い」に乗っているわけにもいきません。
「減税」もいつまで続けられるかわかりません。
「アリさん生活」の人たちと「キリギリス生活」の人たちの受け止め方も違うでしょう。


「安倍・菅の9年」で緩み切った日本社会も相当の痛みを伴うでしょう。

しかしピンチはチャンスという言葉もあります。
新しい日本の在り方を議論し実践した人に「チャンスは来る」ということかもしれません。
注意したいのは「基本」「原則」を忘れるなということ。


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