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「発想の転換」ではなく「基本に忠実」 [みんなうすうす気づいている]


「感染予防の取り組みをしながら経済促進策も出していく発想の転換が必要だ」
これは、先日のNHKの日曜討論(22.4.24)の中で「今後のコロナ対策」についてある県知事がお話しされた言葉です。


歴史的には「発想の転換」という言葉に騙された方は少なからずいらっしゃるはずです。
物事を進めようとするときには「基本に忠実」というのが大原則です。


9年の長きにわたる「安倍・菅政権」を見渡した時、「基本に忠実」なことがあったでしょうか?
・アベノミクス
・地方地方創生
等々、「基本的な部分が欠けていた」ために今があるのではないでしょうか?

例えば、

地方創生
・ビジネスなのか施しなのかさっぱりわかりません
だから「うまく行っている」というニュースがないのです。

アベノミクス
当初「三本の矢」などと称された部分は
・大胆な金融政策
・積極的な財政政策
・民間投資を喚起する成長戦略
だったはずです。

「コロナのせいなのか?」「ロシアのせいなのか?」よくわかりませんがどんな効果があったのでしょうか?
少なくともうまく行ったという名残のようなものが見えてきません。
・資源の大半を輸入に頼っておりその供給不安が起きています
・電力・燃料の安定供給にも不安を抱えたままです
・食料品も輸入が多く「円安」も相まってコストプッシュの物価高に見舞われています
「効果」というよりは「どうしたんだよ」状態です。


雇用不安と人手不足

数だけで言えばおかしな話です。


件の知事の地元を訪ねると「辛口評価」の中には、
自分が有名になること(マスコミにちやほやされること)しかしない
種は撒くけど花が咲いたのを見たことがない
県民生活は立ち遅れたまま
という指摘もあるようで、自民党の見解議員をして「知事は選挙のこと、次の行き場しか頭にない」という話も聞こえてきました。


この知事に「発想の転換」と言われることの方が笑い話です。
「基本に忠実」にやってこなかったため多選知事としての実績が「マスコミ受けが良かった」くらいしかないのです。
※テレビによく出ると「仕事をやっている」「いい知事だ」と評価されがちなのも情けないのですが、足元の住民生活を見ると「必要性」も「優先順位」もでたらめです。


「発想の転換」というのは「基本に忠実」ということならまだ理解できますが。。。。


感染者数はまだまだ多い新型コロナですが「まぁこんなものかな」と受け止めてしまうような雰囲気が生まれてしまいました。

ウィズコロナの(コロナと共存する)経済政策は「基本に忠実」であること以外ないのです。


「知床沖」で起きた観光船の遭難事故を見ても「基本に忠実であったなら」と皆さんが思っていらっしゃるはずです。

マスコミがちやほやするといいことのように見聞きしてしまうことの多くが「一時的・一過的なこと」というのも現実です。

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