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「ちむどんどん」(NHK)がおもしろくないわけ [どう受け止めたらいいのか]

仕事を辞めてからというものNHKの連続テレビ小説を楽しむ毎日です。
わざわざ録画までしなくても、NHK総合、NHKBSP、NHKプラスとチャンネルが増えていることに加え再放送も頻繁にあります。
それだけに見てしまいます。

今放送されているのは「ちむどんどん」という番組。
しかし「あまり面白くない」というのが私の本音です。
事情は、

1.あまりにも展開が早く、毎日何か目新しいことが起きすぎている
毎日出来事が多くて深堀しないまま場面が変わっていく「展開の速さ」は「ストーリーの軽さ」の原因となるとともに見る側は盛り上がらないままなので疲れてしまいます。

2.風俗、生活ぶりなどの時代感に違和感がある
昭和が舞台となる時代背景のため私の知っていることも多々出てきます。
①あのファッションは違うだろう(これは前作でもありました)
②あの町並みは違うだろう
③あの電気製品は違うかも

3.交通機関が出てこない
銀座~鶴見に通うなら京浜東北線のシーンがあってもおかしくありません。
銀座なら「地下鉄」などが舞台になってもいいでしょう。
まぁ、広い空間がドラマの設定に必要でもないでしょうから必要ないと言えば必要ないのかもしれませんが、銀座のスケールの小ささも興ざめです。

4.「言葉」に違和感がある
銀座のレストランに勤める主人公はいつまでも沖縄イントネーション。
ドラマの色合いを出すためのものとは思いますが、接客シーンとプライベートの距離感がなさすぎです。

また「鶴見の沖縄タウン」の有力者である三郎さんの言葉遣いは「東京の下町」の話し方のようです。
私は詳しくありませんが、鶴見で生まれ育った方なら「鶴見」「沖縄タウン」という場所柄の雰囲気があってもいいような気がします。


すべてのドラマが私好みで作られているわけでもないでしょうが、どうもストーリー以前のところが気になってしまいます

背景には、
①SNSの「いいね」評価を意識しすぎているのではないか?
昭和を知らない世代が番組作りの主力になっているからではないか?
と言ったことも考えられます。

そういえば日曜日に放映される「鎌倉殿の13人」も私には興味がわきません。
作っている人たちの仲間受けのようなところが見え隠れしてしまって作品に気持ちが入っていきません。
こちらのほうはずいぶん前に見るのをやめました。


沖縄の本土復帰50年を意識した感のある「ちむどんどん」。
沖縄の方はどうご覧になっているのでしょうか?

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