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「銀行」は質屋ではない [銀行(員)と付き合う法]

「一六銀行」と言うのがあります。
「質屋」さんのことです。
銀行と質屋のどこが違うのか?
質草の有無という基準もあります。
他には「銀行は経営のパートナー」だということです。

「アベノミクス」時代になると「低金利」と「証券系エコノミスト」の重用ということで「銀行のステータス」はずいぶん低下してしまいました。
この「経営のパートナー」ということが忘れ去られてしまったからです。
「地方創生」というバラマキなどもありました。

その結果、「産業」という言葉の持つ意味がすっかり低下してしまいました。

銀行は
将来性のある企業には前から引っ張り後ろから押す
経営ぶりの悪い企業には「叱る」「削る」「潰す」
といった行動をとります。

日本の産業および雇用を考えているからです。
儲けは後からついてきます。


「安倍・菅の9年」の長さは、過去の経験を知らない人たちに世代が交代してしまったこともあります。

今の世の中、銀行を「経営のパートナー」などと呼ぶ人はまずいません
それどころか「銀行」「銀行員」ですら知らない人たちの集団になろうとしています。

資源小国の日本ができることは限られています。
そういう中での基本や原理・原則を押さえないで成功はない

NHKの朝ドラの「ちむどんどん」はレストランの経営や沖縄料理屋の開業の話が出てきます。
しかし「明らかにご商売の素人の話」にはうんざりです。
登場する信用金庫さんも「ちょっと違う」という印象です。

「経営」をなめたらいけません。



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