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家族でも語れない「銀行員のオシゴト」 [シュウカツ]


自分の仕事を「ご家族が語る」ことはできますでしょうか?

銀行に限らずのこととですが企業にはいろいろな部門があります。
各部門の「重要度」「人気」と言った評価や序列も当たりません。

特に銀行のように転勤や人事異動が多いところでは「お父さんやお母さんやご主人あるいは奥様の仕事の内容」を語れるご家族は少ないのではないでしょうか?

かつてなら「預金集め」という部門が目立っていましたので「預金」「お金を預かる」「融資」と言った一括りの表現でも仕事内容を説明できた(聞くまでもない)時代もあるでしょうが、今は「保険」「投信」「証券」「外国為替」等々守備範囲も広くなりましたのでますます説明しずらくなりました。
「銀行で〇〇の仕事をしている」程度の説明をしないとよくわからないでしょう。

※丸の内界隈の本社・本店ビルを見る限り「名は体を表す」ことは薄れています。

実のところ融資というのは「テレビなどでも映さない」のでイメージほどにはわかりにくいのが実情です。
銀行の支店数も減りましたが、その店頭もパートさん、派遣さんそしてATMなどの機械が中心で「入社式の時の顔ぶれはどこでどんな仕事をしているのやら」状態です。

短期間で異動をすることも多い職場なので入社・入行してからの「学習」「勉強」は傍で見るよりははるかに重いものがあります。
それなりに得意分野を持つには10年くらいはかかるでしょう。

若い人に言いたいのは「もう少し就職を希望する企業のHPをよくみて企業研究をすること
「銀行」と一口に言ってもおそらくイメージとはずいぶん違う仕事内容なのですから。
また「法律」や「会計」の素養がない人は苦労するということも付け加えておきましょう。

なお、私についていえば「お金を数える」(札勘)はほぼやったことがありませんし下手くそです。
また政治家の略歴の中に「〇〇銀行 入行」などと言う記載がある方がいらっしゃいますが、5年程度でお辞めになった方の場合はまず銀行の仕事はおわかりにならないでしょう。

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