資産の三分割 [小金をためるコツ]
ついに日経平均の終値が40,000円を超えました(2024.3.4 40,109.23円)
そこで「株買っておけばよかったなぁ」と思うのは凡夫の極みかもしれません
日経平均という現物株はないのですから、個々の株価が追随したのかは疑問です
「小金持ち」が考えなければいけないのは「資産の三分割」というリスク分散です
資産がないなりに資産を維持そして増やすという行動も必要です
具体的には
①現金や預貯金 (流動性高くかつ安全)
②株などの有価証券(心は躍るが安全性には課題アリ)
③不動産 (価値が比較的安定 特に土地は逃げたり隠れたりしません)
と言ったリスク分散です
小金持ちは株高や宝くじばかり追いかけてもいけません
もちろんのこと生活資金のない人が大博打をするのはお勧めできません
「資産作りは地道に」が合言葉です
生活がどうのこうのとおっしゃる方が考えなければいけないのは
「消費性向」(消費額÷所得)のチェックです
消費性向が100%を超える方は生活が厳しいというのが現実です
「所得(可処分所得)」は変動しますから「消費」をどうコントロールしていくのかが経済生活のポイントです
所得がなくても涼しい顔をなさっている人たちもいます
それこそ「地道な資産運用」の結果でしょう
私が「よかったな」と実感しているのは
●財形貯蓄
●個人年金
を若い時に始めていたことです
月々の積立ですから「地道」そのものです
「60歳、預金1億円」 [小金をためるコツ]
あなたは貯金はいくらありますか?
ここ数年、ネットの世界では「国民は死にそうだ」的な訳のわからないものが見受けられます
まぁ実態を考えればそんなこともないのでしょうが、こういうミスリードを誘うSNSにはご勘弁です
さて、もう一度聞きましょう
「あなたは貯金はいくらありますか?」
例えば、60歳で預金1億円と言うお方の場合
毎年1000万円づつ使っても10年はかかります
しかも毎年1000万円使うというのは至難の業の部分もあります
では毎年500万円づつ使ったらいかがでしょう?
20年かかります
つまり80歳までは左うちわで暮らせるはずです
こういう話をすると「そんなに預金はないから」と一笑にふされたり、毛嫌いされたりするものですが、そもそも皆さんは毎年いくらお使いになっているのですか?
毎年300万円をつかうのも相応にたいへんなことです
もし、60歳で3000万円の貯金なら10年は遊んで暮らせます
「そんなに貯金はないから。。。。」
とおっしゃる方は「おそらく貯金はたまりません」
ところで毎年いくらお金をお使いですか?
老後と言うのは「働いている時と同じペースでお金を使っていたら暮らしてはいけない」でしょう
お金を貯めるにはまず支出の見極めから始めた方がよさそうですね
65歳になれば年金ももらえます
多いか少ないか個人差もありますが、そういうことを踏まえながら貯金(預金)の額も決まってくるものです
貯金(預金)はなぜするか?
ズバリ!「老後の備え」なのです