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こんな企業にお金を貸したい④ (あなたが銀行員なら。。。。) [銀行(員)と付き合う法]

やはりお金を貸すなら、将来性のある生き残っていく企業に貸したいものです

平たく言うと「先行き」はどうなのかと言うことです

ご融資の相談を受けるとき、必ず皆さんがおっしゃるのは
先行きは明るい このお金があればうち(わが社)は大きくなれる
販売見通しは明るい(この商品は必ず売れる)
われわれのビジネスは社会のためになる
等々バラ色の話ばかりです

しかもいい話は大きく、悪い話は小さくと言うのが良くある話です

かつて隆盛を極めた DDT PCB チクロ 等々のように
ある日突然、使用禁止・発売禁止になるものもあります
今よりも先々も順調に業績が推移していくのか
と言うシナリオ・予測が必要です

中小企業の場合、新規の取引話で持ち込まれるのは
①水
②健康
③介護
④IT
が多いような感じがします

①水と②健康については、当事者の思い入れほどには万人向けではありません
こんな話もありました
ホームセンターで売っている「水」を仕入れて、ある光を当ててボトルを詰め直した「水」が健康にいい
というはなしです 科学的な検証力には素朴に疑問があります

③介護ビジネスもなかなか商業ベースに乗せられるようなシナリオがかけないのが実情です
世の中のニーズの重大性は理解できますが、ニーズとビジネスは同じものではありません

④ITは、なんとなく先進技術っぽく聞こえてしまいますが、陳腐化が著しいのと完成度・信頼性が弱いケースが多いようです

何でもかんでも否定するわけではありませんが、「先行き=将来性」については、納得できるストリーが必要です



タグ:貸し渋り
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