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「〇〇のプロ」(入社式の言葉から。。。) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日4月1日は、エイプリル・フールであるとともに、多くの会社で、入社式が行なわれたのではないでしょうか

入社式とかでは、自社の商売について「〇〇のプロになれ!」とお話される経営トップの方も多いのではないでしょうか。。。。。
実は、小生も、この言葉は大好きで、やはり「餅は餅屋」にお任せを!といいたくなることも多々あります

さて、早朝の新聞やテレビのニュースで興味深かったのは、
「事故米転売被害者・B酒造が三笠側から裏金30年」という記事です

昨夜のニュース番組では、キャスターが、
①当時、三笠に裏切られたと言っていた企業が、実は消費者を裏切っていた
②50人程度の従業員に責任はない
というようなことをコメントしてました

皆さんは、今回のニュースを見聞きされていかがお思いになりましたか?
もし見逃しておられましたら、週末の報道番組などで報道されるでしょうから、ぜひみていただき、その際にぜひとも考えていただきたいことがあります
こういう話は、「経営の教科書」ですから。。。。。。

小生の感想を申し上げておきましょう
①やはり「自らに厳しい」経営振りでないといつかは信頼を失う結果となる(小生の言葉で言えば「ストイック経営」が必要)

「実は従業員にも責任がある」ということです
小生は、多くの企業を訪問しましたが、
いい企業というのはやはり「従業員さんはプロ」です
・生産工程やノウハウはすべてご存知です
・特に品質レベルにうるさいのも事実です
・おそらく、この会社では、お米の異常(あるいは不分明あるいは違和感)なことは社内では公然の事実だったのではないでしょうか

問題のB酒造の立柱看板を良くみてください
少し古びて、さわやかさがないことにお気づきになった人はいらっしゃいませんか
伝統の香りを併せ持つ古さならいいのですが
はっきり言うと「錆びた」ように見えます

企業の実態を把握する糸口の一つとして、会社の門・玄関・看板等々にも注目してください
バブリーで華美なものである必要はありませんが、こういったものは、その企業への先入観を与えてくれるとともに、また企業実態を物語っていることが多いということも多々あります
余裕のある企業なら、あるいは品質管理にうるさい(細かい)経営陣なら「こぎれいにしろ!」と命ずるはずです

時折、3月末に急に、看板などのペンキを綺麗に塗り替えられる企業もあります
この理由が理解できる社長様は多いのではないかと思います



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