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説明のうまい人は早口で繰り返す (漫才と落語にみる話し方教室) [裏づけのない経営学]

最近の若い人は話なれている方が多いようですね
しかも、きれいに話します

でも、どうでしょうか。。。。。
①印象に残りますか?
②応用の聞いた質疑に対応できていますか?

ビジュアル世代だからでしょうか。。。。
パワーポイントとかを使って、手際良く話す人が本当に増えました

小生が、年寄りで時代遅れなのでしょうか?
この手際のいいお話はさっぱり頭に入りません

理由はと言えば、
①話し方が平板であること
②パワーポイントが特にそうですが、話が整理されすぎていて、協調ポイントがわかりにくい
③メモを取ったり、線を引きたいが、相手が画面ではどうにもならに
④聞き洩らすと、よくわからない
などが挙げられます

小生が経験した上手な話し方をご紹介しましょう
①話すテンポが速いことです
②重要ポイントは複数回(できたら3度)繰り返すことです
③話を聞いた人が、あとで報告書を作ることも考えて、少しくらいは臨場感あるレジュメを配布することです

少し解説しましょう
話し方の神髄は、やはり、「漫才」と「落語」にあるようです

「漫才」は、想像以上に早口のような気がします
漫才では「テンポがいい」というのではないでしょうか

早口の結果、聞いている人の頭が考えるスピードよりも早くしゃべることで、聞き手の側が話に追いつこうと一生懸命聞くことになります

もし話し手のスピードが遅くて、聞き手の理解のほうが話してよりも先に行ってしまうようだと、聞き手は退屈になり、ついには寝てしまいます

面白くない漫才というのは、深みがなく平板なうえに、話すスピードももたもたしているはずです

「落語」は実はゆっくりです 
ゆっくりすぎるほどゆっくりです これを「間」とかいうのでしょうか

聞き手のほうは、話してよりも先に行ってしまうのですが、話に誘導力があるために、次はどうなるのだろう・・・・と、次の展開が待ち遠しくなってしまます 頭の中で思いを巡らすほど「間(あいだ)」が空いてしまうのです

話し手の方にお願いします
①お話をされる前に、聞き手のレベルをよく理解してください
②それなりの会議や講演の聴衆は、幼稚園児ではありません もっと早口でもいいでしょう
……幼稚園児やお年寄りをお相手されるときは、それなりのスピードにしましょう
③パワーポイントの棒読みではなく、話にメリハリや山谷を作りましょう
④もし、メリハリをつけるのが下手くそなら、重要ポイントを復唱するように複数回繰り返してお話してください
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