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自分のお葬式を考えたことがありますか? [感覚的消費論]

シルバーウィークの我が家の郵便受けに「無料お葬式学習会」のチラシが入っていました

①今の葬儀料金高すぎない?
②花祭壇はなぜ高い?
③安く・良くできる方法は?
④お寺さんのお礼はいくら?

などというのが、主なキャッチフレーズです

ところで、みなさんは喪主になられたことはありますか?
小生は、父と母と2度の見送りの経験があります

お葬式には練習がありません
いきなり本番です
準備も予約もしているわけでもありませんので、いきなり本番です

いろんな人のアドバイスもあまり役に立ちません
喪主になれば
①おろおろしてしまう
②宗派とか土地柄もあるのでアドバイスは役に立たない
③自分ですべてを決めなければいけない
④やるのは自分だ
ということを知っておく必要があります

父の時は、葬儀屋さんとか親戚の話を参考にしました
母の時は、父の時に困ったこと戸惑ったことを参考にしました

母の時は、「香典・供花・弔電は一切貰わない
ということにしました

これには、親戚・ご近所・母の友人等々から、ブーイングをたくさんいただきました
特に香典は「うちの時もいただいた」というのが理由でした

本音でいえば、「そういう義理でやり取りするのなら小生の時から止めればいい」と思い立ったのです

小生は、自分の葬式については
①家族だけで行うこと(会社の人も含め、弔問は一切不要)
②香典・弔電・供花ももらわないこと
を伝えています

お葬式は、
①家族にとっては悲しみであり
②精神的にも、体力的にも弱ってしまいます
③あとに残された者たちの新しいスタートの日です
④そっとしておいてほしいというのが本音です
⑤お葬式のために、休みを取っていただくのは忍びない
などと思ってしまいます

こんな風に考えたら、お金は余りかかりません
①祭壇や棺は、遺族の人の気持ちです 敢えて派手にすることはありません
②日頃から、お寺(とか教会)とお付き合いしておけば、費用は最低限の実費だけで済みます
③お墓もそうです
 ・お参りするためのものか
 ・先祖を祀るためのものか
だけ考えておけばいいでしょうね

お葬式が終われば、残された家族は、「主」なし生活の準備、遺品の整理や相続の手続きを優先しなければいけません
そんな最中での、お葬式の参列・香典・弔電・お供え等々のお礼、香典返し等々はなかなか疲れるものです などと考えています

なお、
①階段の多い墓所は老人にはきついですよ
②遠くだと、お参りが大変です

ただ、生前、あまりよく思われていなかったのに
亡くなった時には
①嘱望される
②エースだった(優秀だった
③これから必要とする人だった
というような弔辞を頂いてもうれしくないですね

できたら、
いつの日か気が向いた時に、お墓にお線香でも手向けてくれるようなそういう気持ちがうれしいですね


お葬式についての過去記事です。。。参考までに
お葬式の話① (企業経営者のお葬式)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-12-21
お葬式の話② (誰も教えてくれない話)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-12-23
お葬式の話③ (香典の話)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-12-27-1
お葬式の話④ (誰も言わない話)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-12-27-2




タグ:葬式 弔辞
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