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30代の若手営業マンを鍛えた企業は強い [裏づけのない経営学]

自分が30代の頃どうだったのかもはや覚えていないので、こんな議論をするのは失礼かもしれません

最近、小生のところには、30代の若手営業マンがよく来訪します
彼らは日本でも有数の企業の社員です
ただ、彼らを見てると、ご出身の企業のレベルまで覗い知れてしまうような気がします

特長的なのは
①若く見える
②仕事についての知識レベルが高い
③レクチャー・トークがうまい(人への説明ぶりは上手)
④パソコンに詳しい
⑤意外と素直
というプラス評価があります

そして
⑥泥臭さがない
⑦上司を連れてこない(一人で仕事をしているかのような口ぶり)
⑧知識の割には知恵や工夫が足りない
⑨難問に直面すると、開き直るような態度が見え隠れする
⑩後輩と友達付き合いのよう
⑪「長幼の序」をわきまえない(フランク・フラットなスタンスを取りたがる)
⑫組織の全体像を理解できていない
⑬落とし所を知らない
と言ったマイナスに見える部分もあります

みなさんのご評価はいかがでしょうか
この層の人材が強い企業はやはり強靭な企業力を持っていらっしゃるような気がします
この層の厄介なのは、自分のことを意外とよく知らないことです
40代以降の社員は、ポストの格差がでてきますから、それなりに自分をわかっています

この層の人達というのは
①団塊の世代の子女で比較的豊かに育ってきた
②長男・長女時代の子世代であり、住宅取得等の生活への負担感が少ない
③まだ親の世代が元気であり、介護や親の面倒をみるという生活感がない
④少子化の親世代であり、生活費や時間の制約が少ない

⑤平成10年前後の大学卒業世代は、卒業時の頃が不景気だった頃もあり、希望した企業に入社していない
⑥その後の好況時に第二新卒とかといわれ転職の経験者も少なくない(また転職をいとわない)
⑦成果主義の人事評価が定着した世代であり、チームで仕事をするというやり方を軽視している
⑧上司はいわゆるバブル入社組とかバブル期に若手だった40代が直属の上司である

雑感的にアトランダムに記してみました
おそらく、いい企業というのは若手が強い(育っている)企業なのではないでしょうか
上司や先輩の背中をきちんと見て育った若手がいる企業です
おそらく上司の背中も素敵なのかもしれません

かつて、強い企業にはいいスタッフがいました
当時は、オフィスを支える女性社員の皆さんです

今は、営業の最前線にも女性の方々が進出・活躍されています
もっといえば、女性の担当者の方がよかったりするくらいです

もし、組織を強くし、若手を鍛え上げるには、組織のサポーターとして、50代~60代の古手社員のお力とお知恵と汗のにおいに応援していただくことも必要です
50代の有能な社員のみなさんが、働くことをあきらめてしまったような企業では若手は育ちません

こんな時代こそ
①若手を鍛える
②若手を指導する者を作る
③人事制度を確認する(見直す)
ことが必要かもしれません
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