SSブログ

景気が良くなっても雇用は増えないかも [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日(10年9月27日)の日経新聞夕刊の「ニッキィの大疑問」というコーナーでは「新卒の就職難 改善の道は?」(経済成長と雇用弾力化 必要) を採り上げてありました

何でも「今春の大卒者の就職率は60.8%と2年連続で低下した」そうです
記事では、「改善する方法」として

1.「経済を成長させて雇用全体を増やす政策がまず必要」

2.「とりあえずできることはミスマッチの解消」(大企業に集中しがちな学生の希望を有力中小企業に振り向ける)

3.「長期的には、新卒一括採用偏重を改めるべき」「真剣に勉強してきた学生を企業が重視すれば、学生も落ち着いて就職を考えられるようになる」

と結論付けていました

いかがでしょうか? 皆さんの実感は

1.学生さんの立場からすれば

①楽してお金がたくさんもらえる職場がいい
②見栄えのいい企業勤めや職業がいい
③景気が良くなっても、業績が不安定なら嫌だ
④早く就職を決めたい

などというのが本音ではないでしょうか

2.採用する企業の方も

①今いる正社員を戦力化するほうが先
②景気が良くなっても、今の頭数で十分回る
③できの悪い正社員は要らない(=できの悪い新入社員は不要)

④学生さんには、もう少し大人になってほしい
・・・・実は昔から多くの学生は勉強はしていませんでしたが、
・学生時代でしかできないことをやった
・若さみなぎる
・ある意味真面目
・一生懸命
・ある意味大人
という姿が学生にはありました

最近の学生さんは、正直言うと大人以前で子どもでもありません
もっと泥にまみれて汗をかく姿が欲しいものです
なんだかイージーです

日本は、
①資源小国
②経済的にも他国がキャッチアップしてきた
③長寿化の進展で若者が少なく甘やかされている
④基本的に豊か
というような実情があります

そんな風に考えると、
景気がいいとかどうかという他律的なものに身を委ねるのではなく

①就職活動は大学4年の後半でいいのではないでしょうか
・・・・学生の時間を長くとりましょう
②もっと大学で勉強をしましょう
・・・・時代や環境の変化を考えると、大学のお勉強の質ももう少し工夫が必要です
③「終身雇用」に頼らない「大人としての基礎力」を磨きましょう
④自らの手でやってみる無駄に挑戦しましょう

そんな精神論が、おそらく就職難を解決できる一つの方策かもしれません
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 2

職務経歴書の書き方

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
by 職務経歴書の書き方 (2010-10-20 22:19) 

beni_ha

職務経歴書の書き方さん コメントありがとうございます

「魅力的な記事」とのこと、駄文列挙のブログですが感謝です

近々、また「就活」の記事を書き込む予定です


by beni_ha (2010-10-22 00:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0