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南国土佐=高知にはブランドがいっぱい (「地域ブランド」に思う) [旅紀行・県民性の謎]

もし、生まれ変わって住むならば、どこを選びますか?
と聞かれたら、みなさんならどうお答えになられますか?

小生なら、間違いなく「高知」を選びます。
銀行員という性格上、みなさんから優しく接していただいたという点は割り引かなければいけませんが、本当にのびのびと過ごすことができました。

ある県に赴任した時、あまりにも「高知がいい」というものですから、「高知のことばかり。。。。」と叱られたりもしました。
しかしながら、その街でも「よさこい」が踊られるようになってきました。

最近ではNHKの「龍馬伝」で、高知人気が一段の盛り上がりを見せていますが、
高知に行けば、週末は飽きることがないほど興味深いことが多いところです。

1.人物でいえば

①龍馬・・・・かつて、松尾市長は、紋付き袴で龍馬に扮してセレモニー等に登場されたことも多々ありました。
②山内一豊+その妻
③板垣退助、岩崎弥太郎+中内功
④吉田茂+浜口雄幸等の首相経験者
⑤広末涼子、島崎和歌子さんに代表される美人揃い
⑥相撲とかゴルフとか野球選手の数々
⑦小説家・漫画家 (宮尾登美子・大原富江・山本一力・やなせたかし・はらたいらさん他多数)
⑧ジョン万次郎+森小弁(「冒険ダン吉」のモデル)
・・・・・トラック諸島にお住まいの森ファミリーをお迎えするお世話をしたこともありました。

2.山紫水明

①四万十川+仁淀川
②室戸岬+足摺岬
③四国カルスト (鳥形山+天狗高原)
・鳥形山・・・日本有数の露天掘鉱山です(100トンダンプをどうやって持ち上げたのだろうなどと素朴に考えました)。
・天狗高原・・・四季を通じて素晴らしいところです。

3.食材

①フルーツトマト (日本一のトマトです)
②文旦+小夏 (高知にしかないと言っていい柑橘類です)
③鰹のたたき (静岡のものとはやはり違います)
④しょうが
⑤トサジロー (空を飛ぶニワトリです)
⑥高知の赤牛 (高知は焼き肉が美味しいです)
⑦おまんじゅう (何故かしら「あんこ」がうまいのです)
⑧淡麗辛口 (お酒です さわち料理とか生節とか酒盗とか肴も豊富です)
⑨深層水  (なぜだか味が引き締まります)
⑩幻のシュークリーム (こんなものがあるのです)
⑪イタドリ等々の山菜 (お隣の四国各県では食べないようです)
⑫香り米  (高知のお米です 二期作よりも美味しいものがあります)
⑬鮪  (遠洋漁業の基地だったのです)
⑭馬路村のポン酢 (こんな山の中の村が稼いでいます)

4.習俗

①よさこい (「なんて高知の女性は素敵なんだろう!」と感動してしまいます。)
②「いごっそう」と「ハチキン」 (素敵な男と女 よく話しよく笑う屈託のない議論好きです。)
③八十八か所 (お遍路さんといえば高知です。坊さんがかんざしを買うような土地柄です。
 阿波:発心 土佐:修行 伊予:菩提 讃岐:涅槃といい高知は修行の道場なのです。)
④土佐弁  (龍馬伝では、豪壮な土佐弁のやり取りが中心でしたが、単語にも土佐ならではが多いです。)
・こじゃんと ・・・いっぱい
・太い   ・・・・大きい (ゴルフでグリーンオーバーした時とか「太い!」と言います)
⑤日曜市   (実は、毎日、市内のどこかで市が開かれています 飽きません)

5.名所とか

①桂浜  (名月を愛でながら、恋や人生や世界を語るのです。)
②銅像  (桂浜の龍馬像他、高知城の山之内一豊の妻像とか、なぜか銅像が多いのです。)
③柏島  (その昔、イノシシが海を渡った島といわれています 今は、シルバーシニアのダイビングスポットです。)
④モネの庭 (高知ならではの花園です。温暖な天候はきれいな花々を育んでくれます。)
⑤ゴルフ場 (太平洋に向かってOBを打ち込むのも「また楽しからずや」です。)


6.なぜ高知がいいのか

少しだけ小金があれば、食うに困らない土地柄です。

天候も良く、食べ物が美味しく、自然が美しくて、屈託のない人たちに囲まれて、祭りやお酒飲みが楽しく、病院も多い。(内緒ですが美人が多い)とくれば長生きしてしまいます。


かつて鮪の遠洋漁業をやっていたというおじいさんとゴルフをしたことがあります。
何でも、「シンガポールで『司牡丹』を買って飲み、ケープタウンでワインを飲んだ。」
今は、隠居してのんびりゴルフ三昧というお話でした(腕っ節で負けてしまいました)。
お話のスケールが大きいのです。

ちなみに、桂浜の坂本龍馬と室戸岬にある中岡慎太郎像はアメリカを向いているそうです。
本当にスケールが大きいのです。

こんな飽きない土地はあまりないのではないでしょうか

でもでも、こんなに切り口やキーワードがいっぱいでも、
県民所得も少なく経済的な発展はなかなか期待できないようです
土佐和紙などから派生した先端産業もありますが、企業の方に話を聞いても、爆発するような景気のいい話はあまりありません。

「地域ブランド」=経済隆盛 というような方程式はなかなか成り立ちにくいのではないかと思ってしまいます

しかしながら、(少しだけ小金があれば)「食うに困らない」生活ができるところです。
東京などで明日のこともよくわからない生活をするのなら、思い切って移住なさったらいかがでしょうか!

・・・・・仕事も選ばなければ何かがあります。


[本]高知の『お酒の合理性』と『見所ウォッチング』
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-11-08
をご笑読ください

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