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100メートル走と駅伝 [裏づけのない経営学]

100メートルを10秒で走る人がいます
100メートルを20秒かかる人もいます

チームで仕事をしていると、100メートルを10秒で走る選手ばかり揃えることはできません

400メートルを40秒で走ることができる人がいたとしても
チームで仕事をする時は、400メートルリレーであったり、駅伝のように長い距離を、みんなでバトンやタスキを渡しながら走らないといけません

しかも仕事にはゴールがありません
あったとしても、すぐ次のレースのスタートが始まります

どんなに速く走れてもバトンの受け渡しが下手なら、せっかくのスピードが活きてきません
あるいは、コースを間違えたり、他の走者の走りを妨害(邪魔)したりする結果になると、せっかくのスピードが活きてきません

100メートルを10秒で走る人は、「私が一人で走れば、400メートル何て40秒で走れます バトンを次の人に渡すと遅くなってしまいます」
「私はちゃんとやっています 次の人こそもっと練習して、速く走るようにしてほしい」などという不満も言ってきます

一緒に仕事をするということは、本当に難しいものです

みなさんが上司なら、100メートルを10秒で走る部下をどう使いますか?


ここが評価の難しいところです

①スピードを評価するのか
②いわゆるチームワークを評価するのか
③練習ぶりを評価するのか
④出した結果を評価するのか

100メートルを20秒で走る人だって、怠けているわけではありません
一生懸命練習して頑張っているかもしれません

ただ、100メートルを20秒で走る人が、空気の流れを読んでいない場合は、チームは混乱してしまいます
スピードでは負けても、バトンノ受け渡し方とか、コーナーの回り方とか走り方の知識とか 工夫する余地はあることが多いかもしれません

うーむ 人を使うと言うことは難しいですね

特に、小学校での「徒競争」のルールが世代によって違うことも混乱に拍車をかけてしまいます










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