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「看護方針」とは・・・ (プロの言葉は素人には違和感が残るものです) [癌(がん)とつきあう法]

入院した時、担当だと言う看護婦さんがやってきました。

「私が担当です」「私どもの看護方針をご説明します」
と言う切り出しです。

正直言うと、何がなんだかよくわかりませんが、彼女は「看護方針」というのを話し始めました。

「私どもの看護方針は『安楽』です」と。。。。。。

えっ!と思わず、彼女の方を見てしまいました。
自分としては「死ぬかも知れない」と覚悟を決めて「がんで入院」したのです。
そこへ、いきなり担当の看護婦さんから「安楽」と言われたらなぜかしら不可解なものです。

「安楽」と聞き、みなさんは何を連想されますか?
小生は、「安楽死」と言うネガティブな言葉を連想してしまいました。


「あのさぁ。。それはないんじゃないの?」と看護婦さんへ聞き返してしまいました。
どうやら看護学校の教科書にでも載っているかのような表情です。

小生なら『快適』という言葉を使うよ!
『安楽』って言葉の意味はわかるけど、なんとなく不愉快じゃないのかなぁ!」

「『入院生活を快適に送り、病気回復を図る』と考えた方が気が楽だけど」
と彼女に申し上げた次第です。


こんな時、みなさんならどう考えますか?
銀行でも、保険でも、おそらくどんなご商売でもよくあることです。

売り手の側は、プロです。
プロが一般的に使う言葉と言うのは、初心者とか疎い消費者(客)には、何となく違和感があるものです。
みなさんのご商売でもそういうことが隠れているかもしれません。

当たり前のような専門用語も、一般人にはなんだか違和感があるものです。


そういえば、この小生の担当看護婦さんがいったい誰だったのか、とうとうわからずじまいで退院してしまいました。
お医者さんと違い、
①看護婦さんは、似たような格好をしていること。
②交代勤務のため、顔と名前を覚えることもなかった。
という事情もありました。

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