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「菅降ろし」よりも解散総選挙 [少し政治的な話を。。。。]

一昨日(2011年7月5日)のことです。
復興担当の松本龍大臣が自ら辞任して行きました。

与野党ともに、菅首相の任命責任を問う気配です。

ちょっと待ってください。
選挙で選ばれた個々の議員さんについて言えば、いつかは大臣になると言う可能性も秘めているはずです。
そういうことも視野に入れながら、有権者の皆さんは選んだのです。

何期も国会議員を続けていらっしゃる議員の皆さんに、大臣が務まらないような方がいらっしゃらないとは思えません。

当日のニュースや新聞の報道の中で、
①地元の方は「恥ずかしい」と。。。。
②被災地の方のコメントには「国会議員の全員とっかえを希望する」と。。。。
言うのが、特に目に止まりました。

2009年9月に発足した民主党政権も、
1.鳩山+小沢組内閣で、日本の国益をぐちゃぐちゃにし
2.後を引き継いだ菅内閣について、マスコミや各議員は、リーダーシップという言葉を多用しています。

そもそも、小生が民主党政権に期待したのは「あぶり出し」効果です。

もう十分あぶり出されてきました。
ひとり菅首相だけが悪いとも思えません。

その証拠に、
1.民主党の内部に後任がいない
2.自民党や公明党などの野党も批判のための批判が多く、現実的な解決策を語る人はいない
という状況が続いています。

一番よくわかったのは
①国会議員の質・レベルが低い(とろい)
②マスコミも何が言いたいのか不明
ということです。

いい機会です。
「菅降ろし」などと矮小化された議論に終始するのではなく、国会議員の総チェック(棚卸)をした方がいいかもしれません。

さまざまなご意見もあるようですが、

1.「復興の最中の被災地のことを考えたら選挙などできない」という意見について
・・・・今まで、これほどのんびり・ゆっくり対応してきているのですから、今しばらくのスピード調整もかまわないのではないでしょうか。

2.「被災地には有権者名簿すらない」という批判について
・・・・いつかは作らないといけないものです。国を挙げてお手伝いに行きましょう。少々の誤謬があってもいいじゃないですか。

3.「原発というシングルイシュー(一つのテーマ)で選挙をしていいのか」という意見について
・・・・シングルイシューではありません。
①原発問題
・・・・特に原子力発電所の地元及び周辺選挙区の皆さんの意見をしっかりと代弁してもらいたいものです。
「ノーモア福島」です。

②消費税
③経済政策
④財政政策
⑤3月10日までのマニフェスト
等々いくつでも争点はあります。


小選挙区だからこそ、各選挙区の議員(および候補者)の意見を一つづつ聞きたいものです。

〇総理候補者と言いながら、一晩でころころとお考えの変わるタレント議員
〇被災地出身の実力者と言われながら、徒党を組んだ権力闘争以外に何をやっているのか伝わってこない大物政治家
〇大局観なく動き回る皆さん
〇出身の県の知事となり、いつの間にか知事を辞めたタレントのその後

〇その他もろもろ国益や国家を語らない政治家と言われる人たちの政治観


等々、ぜひともお話を聞いてみたいものです。
小さな選挙区で選出された方が、大臣になれる選挙制度です。
誰のための、何のための国会議員なのか聞いてみたいものです。


「節電時代に選挙などできない!」とおっしゃる皆さんへ
・・・・・・新しい選挙のやり方を試す時です。
暑苦しい街頭演説など不要です。

菅さん、解散総選挙をやりましょう。
身内からも小馬鹿にされているのですから、民主党を捨てるつもりで解散総選挙をなさったらいかがでしょうか!?


ひょっとしたら、菅さんの二つの功績のうちの一つになること間違いなしです。
一つは言うまでもなく、原発の停止です。

もし障害があるとした、「菅さんご自身が当選しないかもしれない」というリスクです。



今は、有権者の皆さんが議員を選ぶ目も肥えているはずです。

奇しくも昨日7月6日は、田中角栄内閣がスタートした日です(1972年)。
彼こそは、近代日本の中で卓越したリーダーシップをもった政治家であったのかもしれません。


とうとう民主党の執行部の議員までもが菅首相批判を行うような事態になってしまいました。

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