SSブログ

保険代理店のポータビリティ (保険代理店を変えてみよう) [保険の話]

新年度を迎え、新たな決意表明をなさった「企業」、そして「人」も多かったことと思います。

新たな業務や新分野に乗り出すとか、仕組みを構築するとか。。。。。


昨年は保険業界特に「保険代理店」の皆様には激震が走った年でした。。。。
特に昨日コメントしたような方がいらっしゃる保険代理店は柔構造になる必要があります。
今年は、この対応が必須です。

昨年6月、金融庁は、「保険商品・サービス及び募集ルールの在り方について」という報告書を発表しました。

「保険募集・販売ルールの在り方」という項目では、

1.保険募集の基本的ルールの創設

①以降把握義務の導入
・・・・募集の各段階で「念を押す」
②情報提供義務の法定化
・・・・商品の比較説明
③募集文書の簡素化
・・・・パンフレットなどの平易化

2.保険募集人の義務
①保険募集人の体制整備義務
・・・・法令等遵守の体制づくり
②乗合代理店にかかる規制の見直
・・・・たくさんの保険会社の商品を扱う代理店は金融庁宛報告書の提出が必要
③保険募集人の業務委託先管理責任
・・・・売るだけの人の排除

などが明確になろうとしています。

昨日、ある保険代理店のことを紹介しました。

そして、ほかの記事にも書いておきましたが、私は、かつて

①自動車をぶつけられ裁判をした(勝ちましたが。。。)

②病気になり「医療保険」の給付を受けた

ことがあります。

その時、保険の役目、保険会社・保険代理店の仕事ぶりを痛感しました
その結果、保険にはすごく詳しくなりました
はっきり言うと、給付とか事故対応に詳しいあるいは丁寧な代理店は少ないようです
昨日紹介した代理店のように「ふざけるな」的なところもあります。

昨年の金融庁の報告書はよくできていますが、一つだけ漏れていることがあります。

それは、携帯電話と同じように簡単に代理店を変更する」ことです。

これを代理店ポータビリティとでも言いましょうか。。。。


損害保険は1年更新のものが多いですから、その時に見直せばいいのですが、保障の内容が複雑な医療保険については、代理店の良しあしでかなり変わってきます。

保障の内容保険料給付時の対応もです。

医療保険については現状でも代理店の変更はできますが、多くの代理店は「売るのは大好き」ですが、「アフターケア」は苦手なところも多いものです。また、保険契約者も保険に入ってしまえばそのままのことが多いようです

もし「保険代理店が簡単に変えられる」ようになったら

1.アフターケア専門の保険代理店ができると思います。
・・・他社が契約した保険を横取りするのです。

2.「保険を売ること」だけに特化した代理店も対応がよくなるはずです。
・・・アフターメンテやケアを放置しているとお客様はほかの代理店に代わっていきます。

そうなれば、手抜き代理店はお客が減り、零細代理店でもお客が増えていきます


保険は人生を手伝ってくれるものです
モノの売り買いではないのです。

ここに光が当たれば、保険トラブルも減ってくると思います。

それが私の実感です。

P3120558-01.JPG





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0