「就活の長期化」という誤解 [シュウカツ]
昨夜(10月12日)のテレビ東京:WBS(ワールドビジネスサテライト)では、「就活の長期化」と「採用方法の変化の兆し」を紹介していました。
今年から、「就活の早期化・長期化」を防ぐために、いわゆる「採用の後ろ倒し」が行われたはずです。
ある銀行の内定式のインタビューでは、
「外資が早くから始めた」
というような話も聞かれました。
笑ってしまいたくなりました。
「そんなに外資に行くのですか?」と。。。。。
「なぜ長期化するか」と言うと、
①アベノミクスのおかげで東証第一部上場企業を中心に業績好調なことから採用意欲が高まった。
②「団塊の世代」の卒業で人材が不足気味になっていること。
③若者の早期退職が増えており、人材構成がいびつになっていること。
などが、各企業の採用増につながっているのではないでしょうか。
となると、学生さんの方も、「もっといいところがありそうだ」ということで、「『内定』を持っていてもほかの企業を受ける」ということが起きているのかもしれません。
となると、「採用時期の問題ではない!」とも言えます。
〇「中途採用」の一般化もあり企業の採用スタンスも変わってきたこと
〇若年人口が少ないこと
〇人材構成がいびつな企業が増えたこと
〇大学生が増えたこと
〇男女差がなくなったこと
などを考えると、採用活動の時間(期間)の問題でもないようです。
それよりも何よりも、大学に入ったら、早い時期から「卒業後はどうするのか?」を考えて「就職する」ことと「大学生活」を近づけることの方が大切ではないでしょうか。。。。。
大学は、いろいろと勉強するところです。
大学時代の多くの時間を「採用活動」に費やすなんてナンセンスじゃないですか!
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