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「就活(就職)」と「受験(進学)」を勘違いしていませんか? [シュウカツ]

一昨日(22日)は、プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)が開かれました。

いわばアマ野球のみなさんのプロ野球への就職窓口です。


かつてと違い、昨今では、
①希望球団を特定する(逆指名)も目立たなくなった。
②「米大リーグ」への転身を公言する。
なども起きているようです。

各チームへの人気の分散化傾向やFA制度も定着しましたから、「〇〇球団」に就職するという特定な意識も薄まっているのかもしれません。


さて、「就活」です。

世の中のしたり顔のコメンテーターは、今年の「繰り下げ就活」について意見具申をなさっているようですが、
議論を見聞きしていると、「まるでお受験」のような感覚から抜け出していない!とでも思いたくなってしまいます。

企業の側から言えば、「一緒に働く人材探し」の一つです。

プロ野球のドラフト1位の選手が必ずしも活躍するわけでもないのと同様に、「いい人」と思えても、「育たない人材」はある意味必要ではありません。

最近では、
①「ウツ」症状のような病気になる方も多い
②あっさりと転職していく人も増えた
③将来は「起業したい」という人もいる
傾向があります。
また、必ずしも「終身雇用」を保証できるものでもありません。


ひょっとしたら、「学生さん」や「コメンテーター」の皆さんの中には、

『就活』も『受験』の一つ

とお考えではないのか!と思えるような節があります。

「受験」は、偏差値や模擬試験などの結果で、ランクを調整できますが、「就職」はそういうわけにはいきません。
「人生80年」の中のきわめて長い時間を過ごす場所を決める入口なのです

となれば、

学生時代は、いろいろと基礎的な勉強や体験を行うこと

がとても重要です。

就職は、「自分の人生を楽しむための一番長い時間」だと考えると、その基礎体力を学生時代に培っておかなければいけません

そのためには「何が必要か?」「どのタイミングで何を考え、どう動くのか?」

というのを学校教育のプロセスの中で形で切るような体制こそ必要なのです。


もし、「就活の前倒し」が当たり前のように議論されてしまうと、

そもそも大学とはなんなんだ!

学生さんよ!もっと勉強しなさい!

勉強してない学生はいらないよ!

ということになってしまいます。


「就職」は「進学」や「お受験」とは違う

ということをベースに「シュウカツ」を考えていただきたいものです。







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