「菅政権」の3週間 [少し政治的な話を。。。。]
菅さんが総理大臣になって3週間が過ぎたそうです。
もともと好きなタイプではない人が首相になったこともあり「今一つ関心がわかない」と言うか心に響いてきません。
安倍さんが「言葉の遊び」で糊塗された総理大臣だったとすれば、菅さんは「強権的」な印象だけが残ってしまいます。
安倍首相の場合は派手な「言葉遣い」が先行し、陰でやっていたことは「お友達のため」の胡散臭いものが絶えずついて回りました。
他方、菅首相の場合は「国民のため」「国民の利益のため」と言う割には唐突で全体像が見えてこない感じがします。
総裁選挙のときに突如出てきた「パンケーキ」「たたき上げ」と言う柔らかい印象が先行した割にはマスコミを通じて伝わってくる印象は「強権的」もっと言うと「軍国主義の時代の政府のよう」な気がしてきます。
例えば、
●日本学術会議の件
あまりにも唐突です。
しかも色分けされてしまっています。
「激変緩和」と言う言葉が世の中にはありますが、もう少し時間をかけて取り組むべきテーマでした。
「なぜこの時期に?」と言う印象です。
・行政組織に組み込まれていること
・そもそも何をやっている組織かよくわからない
・「戦争協力への反省」と言う割には国にべったり
と言う日本学術会議です。
行政改革の一環として見直し対象にして国民的合意をとるべきでした。
「学問の自由」云々よりも、政府筋も学者さんたちも原点に返って議論するテーマのような気がします。
●携帯電話料金引き下げの件
具体的な着地イメージが見えてきません。
・たしかに安いに越したことはありませんが、「キャリア変更」までする気は私にはありません。
・Wi-Fi料金が高いこと、公共Wi-Fiが発達してないことにもっと光を当てていただきたいです。
おそらく「携帯料金」の高い理由は「通信料」と「機種代金」なのでしょうから、Wi-Fi料金の引き下げや利便が向上すれば「通信料」は下がるはずです。
・コロナでリモートの有用性が高まった現在、Wi-Fi料金(インターネット接続料金)が高いままでは携帯料金が引き下げられても家庭の通信費は高止まりしてしまいます。
●デジタル庁の件
・マイナンバーの活性化による国民情報の一元管理を狙うのか?
・役所間の情報システムの統合と日常使いを優先するものなのか?
よくわかりません。
全体像(着地イメージ)をもう少しクリアにしていただきたいと思います。
●ハンコの件
たしかにばかばかしい押印もありますが、現実にはお役所もかなり弾力化が進んでいます。
他方、権利義務を明確にする方策が不十分なまま「ハンコ不要」論が先行してしまう怖さがあります。
フレームワークを早く掲げてほしいものです。
●「改革」の件
「既得権益」「悪しき前例」の打破、「規制緩和」「改革」もいいのですが、「手あたり次第」感があります。
世の中のルールと言うのは意外にも合理的な歴史の産物であることも多かったりします。
「改革」ありきで虫眼鏡で好物を見るような政治になってしまいそうな気がします。
●ふるさと納税の件
菅首相が総務相の頃にスタートした制度だとか。
レビューはなさらないのでしょうか?
「金持ち優遇」「返礼品ありき」ではないでしょうか?
コロナで税収が大きく減り、他方、公的支出が増える時代にマッチする政策なのでしょうか?
地方の産業育成になっているのでしょうか?
ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。
「国民のため」「国民の利益のため」とおっしゃる「国民」は誰のことなのでしょうか?
NHKの連続テレビ小説「エール」では戦争中の様子が舞台になっています。
NHKなりに控えめな部分もあるのでしょうが、有無を言わせない「軍国主義」「強権発動」の片鱗をうかがうことができます。
「エール」を見ていると菅内閣の仕事ぶりがかぶってしまうのは私だけでしょうか?
もともと好きなタイプではない人が首相になったこともあり「今一つ関心がわかない」と言うか心に響いてきません。
安倍さんが「言葉の遊び」で糊塗された総理大臣だったとすれば、菅さんは「強権的」な印象だけが残ってしまいます。
安倍首相の場合は派手な「言葉遣い」が先行し、陰でやっていたことは「お友達のため」の胡散臭いものが絶えずついて回りました。
他方、菅首相の場合は「国民のため」「国民の利益のため」と言う割には唐突で全体像が見えてこない感じがします。
総裁選挙のときに突如出てきた「パンケーキ」「たたき上げ」と言う柔らかい印象が先行した割にはマスコミを通じて伝わってくる印象は「強権的」もっと言うと「軍国主義の時代の政府のよう」な気がしてきます。
例えば、
●日本学術会議の件
あまりにも唐突です。
しかも色分けされてしまっています。
「激変緩和」と言う言葉が世の中にはありますが、もう少し時間をかけて取り組むべきテーマでした。
「なぜこの時期に?」と言う印象です。
・行政組織に組み込まれていること
・そもそも何をやっている組織かよくわからない
・「戦争協力への反省」と言う割には国にべったり
と言う日本学術会議です。
行政改革の一環として見直し対象にして国民的合意をとるべきでした。
「学問の自由」云々よりも、政府筋も学者さんたちも原点に返って議論するテーマのような気がします。
●携帯電話料金引き下げの件
具体的な着地イメージが見えてきません。
・たしかに安いに越したことはありませんが、「キャリア変更」までする気は私にはありません。
・Wi-Fi料金が高いこと、公共Wi-Fiが発達してないことにもっと光を当てていただきたいです。
おそらく「携帯料金」の高い理由は「通信料」と「機種代金」なのでしょうから、Wi-Fi料金の引き下げや利便が向上すれば「通信料」は下がるはずです。
・コロナでリモートの有用性が高まった現在、Wi-Fi料金(インターネット接続料金)が高いままでは携帯料金が引き下げられても家庭の通信費は高止まりしてしまいます。
●デジタル庁の件
・マイナンバーの活性化による国民情報の一元管理を狙うのか?
・役所間の情報システムの統合と日常使いを優先するものなのか?
よくわかりません。
全体像(着地イメージ)をもう少しクリアにしていただきたいと思います。
●ハンコの件
たしかにばかばかしい押印もありますが、現実にはお役所もかなり弾力化が進んでいます。
他方、権利義務を明確にする方策が不十分なまま「ハンコ不要」論が先行してしまう怖さがあります。
フレームワークを早く掲げてほしいものです。
●「改革」の件
「既得権益」「悪しき前例」の打破、「規制緩和」「改革」もいいのですが、「手あたり次第」感があります。
世の中のルールと言うのは意外にも合理的な歴史の産物であることも多かったりします。
「改革」ありきで虫眼鏡で好物を見るような政治になってしまいそうな気がします。
●ふるさと納税の件
菅首相が総務相の頃にスタートした制度だとか。
レビューはなさらないのでしょうか?
「金持ち優遇」「返礼品ありき」ではないでしょうか?
コロナで税収が大きく減り、他方、公的支出が増える時代にマッチする政策なのでしょうか?
地方の産業育成になっているのでしょうか?
ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。
「国民のため」「国民の利益のため」とおっしゃる「国民」は誰のことなのでしょうか?
NHKの連続テレビ小説「エール」では戦争中の様子が舞台になっています。
NHKなりに控えめな部分もあるのでしょうが、有無を言わせない「軍国主義」「強権発動」の片鱗をうかがうことができます。
「エール」を見ていると菅内閣の仕事ぶりがかぶってしまうのは私だけでしょうか?
コメント 0