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「スマホ」と「おむすびころりん」 [一人合点の「いい加減な話」]

電車やバスの中ではスマホを覗き込んでいる人がとても多いようです。
こういう車中に限らず、駅のホームあるいは歩きスマホと「スマホ」に首ったけの方も多いのが実情です。

私の背の高さだとちょうど画面がよく見えますので何気に覗き見ると、
●ニュースサイトを見ている人
●買い物サイトを見ている人
●ラインを打っている人
●ツイッターやフェースブックを覗き込んでいる人
●ゲームをやっている人(指先がよく動くタイプの人はゲームのようです)
●ブックサイトを読んでいる人
●(録画した)テレビドラマを見ている人
等々、様々なサイトがいろいろと見られているようです。

かつてのように狭い車内で新聞を広げて見たり、だらしなく漫画雑誌を読んだり、そして読み終えた新聞や雑誌を網棚(荷物棚)に放置しておく姿に比べればさほど大きな問題でもないような気もしないではないですが、スマホ族がこれほどまでに多いと不思議とイライラしてしまいます。

そんな時ふと気づかされたのは、スマホの向こうには「不思議な広がりを持った世界」があるのではないかと。
私のようにスマホ夢中が好きではないものからすれば「窓の外の景色や乗客の様子、車内の広告等々を見たり、思索に耽ったりの方が面白いのにな」と思ってしまいます。


それってまるで「おむすびころりんのおじいさんが穴からネズミの楽しそうな姿を覗き見た状況」に似ているのかもしれません。
電車の中で見るスマホ夢中の世界は「スマホと言うちっちゃない薄っぺらな箱ではなく、広がりを持った面白い世界がある」のではないかと言うことです。
部外者がスマホにイライラしたところで「スマホ夢中」の皆様には「わくわく事」になっているのでしょう。怒ったり気分を害するのは余計なことなのです。


その世界からの情報が日常生活にプラスになった人もいれば、真似てはみたがずるずるとスマホ中毒のような症状にはまってしまった人までいろいろいらっしゃるのかもしれません。

我々は1日は24時間と言う誰にも公平な「時」を与えられています。
スマホは便利ですが、これでは「生の情報」を見る時間がたりません
物事を自分の目で見、耳で聞くせっかくのチャンスなのにもったいないことです。

こんなにスマホを使いまくれば「通信料」もバカにならないはずです。
電車の車内には無料の公衆Wi-Fiの案内が貼ってありました



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