「あのグルメ」は今 [裏づけのない経営学]
駅前の商店街にあった「タピオカ」屋さんが、コロナとともに閉店していきました。
「あの店は勝ち逃げかな」「あの店は儲かってないだろうな」
そんな風にも占ってしまいます。
タピオカブームが下火になりつつあるところのコロナ。
「コロナで閉店」と言うよりは「コロナを合図に撤退していった」と言うのが実情でしょう。
「こんなにたくさんあって大丈夫かな?」と思っていた美容院。
やはりコロナに耐え切れないようで閉店していったお店も目立ちます。
たしかに「コロナが原因」かもしれませんが、「見切りをつけやすかった」と言う事情もあるかもしれません。
一つのビジネスの寿命ははせいぜい20年くらいのものです。
「必要は発明の母」
と言われるのに似ていて、
●必要でもない商売は廃れやすい
●マーケットの規模以上に膨らんだ商売は廃れやすい
と言うこと。
残っているのは、
●乗り切るための工夫をしている
●そもそも「本物」だった
と言うこと。
今でもそうですが、テレビでは毎日のように「あの店がいい」合戦を続けています。
「あの店はどうなった」
を覗き見たい気がします。
テレビでちやほやされても「ビジネスの秘訣」がしっかりしていないと長続きはしません。
特にコロナのようなインパクトの大きな環境変化には。
もしご商売をなさりたいのなら
●身の丈を考えて
●環境変化にも生き残れる「特長」を持っていること
は必ず必要です。
一時的にちやほやされるのは成功ではありません。
「継続は力なり」
「継続できることは成功なり」
です。
「方法論は別として」も「倒産しやすい企業は小さな環境変化で倒産」してしまいます。
「いつまでもあると思うな親と金」
古人の見立てはすごい。
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