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コロナと県民性 [新型コロナ]


新型コロナへの対応や取り組みぶりについて「知事の出来不出来」を論じる方やマスコミも多いようですが、本当に「知事の出来不出来」の影響が大きいのでしょうか?


私が思うのは「県民性」の大きさの方が影響度合いが高いのではということ。

おそらく「県民性」は
・歴史
・自然環境
・産業構造
・その地域で育まれた思想
などの組み合わせでできているのではないかと思います。


私はいくつかの都道府県で仕事をしてきましたが、「産業立地」には原材料の調達利便、マーケットとの距離感などに加え「県民性」あるいは「その地域が持つ特性」が大きく影響しています。

・「大雑把な県民性なのに緻密な製品ができる企業だな」と思ったら「創業者は他地域出身の方だった」あるいは「他地域で修行をした人だった」ということがありがちです。

・「控えめな性格の方が多い地域なのに品質が高い」と思ったら「凡事徹底に向いていた」ということもありました。マニュアルや作業工程がしっかりしていればいい品質のものができるようです。

・同じようなモノづくり企業でも工場のある場所によりその品質が違う。
※ただし、省人化が進んだ結果この違いはずいぶん減りつつあるようです。


偏見的に申し上げると、
・人気芸能人特にお笑いタレントの出身地
・詐欺犯人の出身地
等テレビを見るにつけその傾向もわかってくることがあります。


コロナの「まん延ぶり」や「対策の成否」を眺めた時、この県民性に着目してみるのも面白いかもしれません。


東京の場合は
・日本全国からの寄り集まり度が高い
・ものづくりよりもサービス業のウェイトが高い
と言ったことも踏まえなければいけません。
夜の渋谷の街を出歩く若者の生まれ育った土地はどこでしょうか?

創造力を培ったりビジネスチャンスを見つけるには東京のような大都会は都合がいいのかもしれませんが、守りに回るともろいといった風土でもあるかもしれません。



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