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「縦割りの排除」というトップは仕事ができない [仕事についてのエトセトラ]

「縦割り行政の排除とか打破」とよくおっしゃるのは菅首相。

意味はわかるがイメージは沸かない」というのが私の率直な感想です。
各省庁を排してすべて総理大臣直轄で内閣官房の下に置くとでもおっしゃるのでしょうか?

多くの企業でも「部」や「課」や「係」をまたぐ仕事はますます増えていますが、その都度組織改編をなさっているのでしょうか?
おそらく各部・課横断的な「プロジェクトチーム」「ワーキンググループ」「合同会議」のようなもので取り組んでいらっしゃるのではないでしょうか?


菅首相が口にする「縦割り行政の排除」の違和感がお分かりになりましたでしょうか?
かつての霞が関のお役人はもう少し横のつながりあるいは横の情報交換があったかもしれません。
たしかに「省益」にこだわっていたのは事実ですが。。。。


つまり「縦割り」による仕事の硬直化はトップのお考え方もっと言うとトップのリーダーシップ次第でいくらでも柔軟対応ができるようです。


「縦割り行政」を再三口になさる菅首相については、「好き嫌い人事」がまかり通っているのも実情であり、こういう狭量な方なら「フレキシブルに組織を活用する」「弾力的にチームを作っていく」ということはなかなか難しいのではないかと思ってしまいます。


コロナ禍と言うリスク対応で「後手」と言われてしまうのも、各省庁の使い方が下手すぎることも一因ではないでしょうか。

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