「SDGs」って何だろう [どう受け止めたらいいのか]
最近の偉い人のお話の中に枕詞や〆の言葉のように入っている「安全安心」「SDGs」という言葉。
「安全安心」も「SDGs」も何となくわかったようなそれで具体的には何なの?と思ってしまいます。
それぞれの人(つまり自分)にどう降りかかってくる言葉なのかさっぱりわかりません。
特に「SDGs」ってわかって使っているのか?という人も中にはいらっしゃるのかも。
どうやら「SDGs」とは、持続可能な開発目標(SDGs: Development Goals)と呼ぶようです。
外務省のサイトによれば、
●SDGsを通じて、豊かで活力ある未来を創る
●「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため
●普遍性:先進国を含め、全ての国が行動
●包摂性:人間の安全保障の理念を反映し「誰一人取り残さない」
●参画型:全てのステークホルダーが役割を
●統合性:社会・経済・環境に統合的に取り組む
●透明性:定期的にフォローアップ
というようなことが書いてあります。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/sdgs_gaiyou_202103.pdf
主だった企業では2000年ぐらいから「サステナビリティ」(sustainability 持続可能性)という言葉が語られ経営計画の中にも盛り込まれ始めました。
まぁ「生き残りをかける」というような意味合いだったでしょうか。
日本政府の「SDGsアクションプラン2021」(2021年の重点事項)の第一番目には、
「感染症対策と次なる危機への備え」
●感染症対応能力を強化するため、治療・ワクチン・診断の開発・製造・普及を包括的に支援し、これらへの公平なアクセスを確保する。
●次なる危機に備え、強靱かつ包摂的な保健システムを構築し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けた取組を推進する。国内では、PCR 検査・抗原検査等の戦略的・計画的な体制構築や保健所の機能強化など、国民の命を守るための体制確保を進める。
● 栄養、水、衛生等、分野横断的取組を通じて感染症に強い環境整備を進める。東京栄養サミットの開催を通じて世界的な栄養改善に向けた取組を推進し、国内では食育や栄養政策を推進する。
などと書いてありますが、菅首相以下政治家の皆さんは理解され実践なさっているのでしょうか?と思う今日この頃です。
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