SSブログ

「挙家離村」と「耕作放棄」 [どう受け止めたらいいのか]

10月になってから訪れたある地方の郡部でのこと。

こんな田舎にまで「売家」という看板がたくさん立っている。

●集落で話を聞くと

今年からコメ作りをやめた。
高齢なのと機械のメンテナンスにお金がかかりそこまで農業をしたいとも思わない。
いわゆる生業的のかの皆さんです。
後継者もなく潮時のようです。

高齢両親や配偶者がいなくなれば、子どもと一緒に県庁所在地のある町に住むつもりでいる
親子は約30歳の年齢差がありますから、50歳~60歳代のご夫婦の場合、5~10年後にはこの集落を離れることも考えている。
そのため息子の家をここから1時間ほど離れた県庁所在地に建てている。
やはり「歩いて病院に行けるようなところ」に住みたい。
ここは不便すぎる。

などとお話しされる方が多数いらっしゃいました。


「地方創生」などと言う話もありますがいったいどこにどのようにお金が使われているのかもよくわからず、生活はますます不便いなっていくということのようです。


東京では実家を離れた子供が新しい家を取得し、実家は売却されることもよくある話です。
こういう地方の方にだけ「実家を離れてはだめだ」と課するのも酷な話です。
地方の活性化はまず中核都市を充実させ、近郊の限界集落の方は2拠点生活をするということが現実的なようです。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント