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「移住」は「所得が確保できるか」から入ること [ライフスタイル]

「移住」に熱心な地方自治体は多いようです。
もし移住者が増えたのなら「その自治体は人口が増えて、若い世代が増えてよしよし」なのでしょう。
しかし移住者ご自身はいかがでしょうか?
ある意味「退路を断つ」覚悟で移住なさった方もいらっしゃるでしょう。
特に限界集落に移住なさる方は「そこで何を求めるか」を明確にしておく方がいいと思います。

移住なさった方に話を聞くと、
①「子育てに良い」土地だと思った
〜お子さんはどこでも育ちます
サーフィンが好きで海辺の町に来た
〜毎日サーフィンができるほどのパラダイスはない
農業がやりたくて
〜百姓、菜園の域を出ない方も多数
等々、ワンイシューに偏っている傾向があるようです。

しかし、「想像していたよりも暮らしにくい」という本音も見え隠れします。
●都会に比べると物価が高い
●支出に見合った収入がない
●子供が中学、高校となるに連れて生活費はたいへん
●冬が厳しい(特に雪)
ということもあるようです。

東京も含めて日本各地には暮らしやすいところはたくさんあります。

もし移住をお考えなら「移住先での所得は十分か」「仕事はあるのか」を真っ先にお考えになった方がいいように思います。

理想郷を求めても「日々の生活の落とし穴」はそこかしこに待っています。
●公共交通の利便
●通勤通学の利便
●医療アクセスへの利便
等は案外見落としがちです。

「移住」をお考えなら「挙家」ではなく「単身お試し」ということも必要かもしれません。



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