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霞が関の「お役所は今何をやっている」のでしょうか? [みんなうすうす気づいている]

安倍菅の9年には霞が関のお役所まで変なこと(本来の優先課題ではないこと)をやっていました。

典型的なのは経済産業省が提唱した「プレミアムフライデー」~月末金曜、豊かに過ごそう~です。

日本の商工ビジネスはまだまだ月末シフト型です。
「月末金曜、豊かに過ごそう」などと言う前にやることはあるはずです。
お役所仕事の典型です。


そして農林水産省です。
なぜか消費推進に夢中になっていたところがありませんでしたか?

農林水産省がやらなければいけないのは「生産現場」の整備です。
農業の現場の高齢化が進んでいる
耕作放棄地が増えている
食料自給率を高めなければいけない
林業従事者が減っている
日本の林業は儲からない(伐採しても植える費用がない)
等々の課題にどう向き合ってきたのでしょうか?
(※漁業については詳しく知らないので触れませんでした)


その結果が今です。
●ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格の高騰と輸入食材・肥料・飼料の高騰
●「賃上げ」対応に伴う不採算化
等々が顕在化する前に「安倍菅の9年」に取り組んでいたら違っていたかもしれません。

政府も与党も野党もマスコミもこういう視点を問題視してきましたか?
先ごろの国政選挙では「どの党が勝ったか負けたか」にばかり光が当たりますが、地方あるいは生産現地では「置いて行かれている」感が高いのも実情です。


霞が関のお役人国会議員の皆さんマスコミの論者ももう少し
現場に出て
現場を実感し
対策を練り
その対策を軌道に乗せる
ことこそ必要ではないでしょうか。


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