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あなたの会社の名前の由来は。。。。。? [裏づけのない経営学]

名前にはそれなりに意味や思い入れがあるものです
それは、お子様の名前はもちろんのこと、商品や企業の名前であっても。。。。。。。

 実は、2001年(平成13年)6月のことでした ある会社の創業100年のパーティで、コクヨの黒田会長のお隣の席にご一緒させていただきました
特に話題もなかった小生は、大胆にも黒田会長にこう聞いたのです
 小生「コクヨという名前は、小生が子供の頃からお世話になった会社の名前です でも、妙に変わった名前の気がしますが、由来はなんですか。。。。」と
 この時、黒田会長からは丁寧にお話しをいただきました
「カタカナだとわかりにくいですが、漢字で書いてみてください 「国誉」と書きます 実は、コクヨの創業者は富山の出身です 富山では、越中の国を離れる時、立派になって(=国の誉れとなって)戻って来い!と言って見送られる慣わしがあります 先代が富山を離れる時も、やはり、親戚や郷里の皆さんからそう言われて国を出てきたのです その「国誉」と言う言葉を社名に頂いたのです」と

さすが越中富山の「反魂丹(はんごんたん)」(からだのたましいを返してくれるクスリと言う意味) 精神です
その熱き思いの企業なのです

席上、黒田会長は、「わが社も100年続く企業になりたいものです 100年続くと言うことはたいへんなことです わが社はまだ、90数年です」とおっしゃっていました
ご創業が1,905年でいらっしゃいますから、今はもう100年越えの企業になっておられます

さて、皆様の企業はいかがでしょうか。。。。。。

コクヨのHPから抜き出した社名の由来を記載しておきます
[本]http://www.kokuyo.co.jp/yokoku/100/mania/01.html

 ノートや学習帳、便せん、領収書など、おそらく誰もが必ず一度はコクヨの商品を使ったことがあるのではないでしょうか?。ある意味で、国民的スタンダード商品として、これほど高い認知度を誇るブランドはありません。
 ところでみなさん、それでは「コクヨ」という社名の由来はご存知でしょうか?
実は、創業時から、コクヨは、何度か商号(社名)と商標(ブランド)を変えています。また、現在のコクヨという社名は、実はかつて商標として使用されていたものでした

 それでは、時系列順にその変遷をご紹介しましょう。
 まず、創業時(1905年)の社名は「黒田表紙店」。商標は創業者の名前をとってでした。ただしこの商標は、当時すでに書籍/文具の老舗「丸善」があったため、創業後10年ほどで使用を取り止めました。
 その後1914年、社名を「黒田国光堂」としますが、に代わる新しい商標の方はなかなか決定打がなく、過渡的に「国印」、「光印」が使用されます。
 そして、1917年、現在の社名の起源となる「国誉」が誕生します。命名者は創業者、黒田善太郎。その由来は、かつて志高く立身出世を夢見て郷里を離れるのを、親族や懇意の人々が温かく見送ってくれたときに、強く心に刻んだ「恩に報いるためにも、国の誉れとならなければ」という創業者の決意でした。予備知識なしに字面だけ見ると、「国誉」の国は、日本のことと思われるかもしれませんが、実は国家ではなく創業者の郷里(越中富山)のことだったのです
この商標はその後、カタカナ表記となり、1961年には社名も「コクヨ株式会社」として、商号と商標の統一を図ることになりました。
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