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ディズニーランドには「仕組み」がある (ディズニーランドに学ぶ経営のヒント④) [裏づけのない経営学]

[パンチ]もう久しくディズニーランドに行っていませんが、よく行っていたころの記憶をもとに少し書いてみましょう
経営者の方、あるいはビジネスマンなら宝の山にきっとお気づきになることでしょう

ディズニーランドに初めて行ったのは、多分、昭和58年か59年の秋の夕暮れだったと思います
友人と行ってみよう!と思い立って午後からTDLに向かうことになりました
駐車場に着いたのは、午後4時前で、入園券売り場で聞けば「スターライト券」(当時もそう呼んでいたと思います)があるとのことで、4時まで待ってから入園しました

「ぜひ行きたい」というよりも「行ったことがないので行ってみるか!」的な発想だったと思います
ただ、新聞かなにかの「ディズニーランドのトイレには並ばない工夫がある」という記事が頭の中に残っていました

初めて行った時に発見・感動した「仕組みと工夫」を書きとめてみましょう。。。

①「スターライト券」があったこと
・・・・・入場(園)が遅くなった人への暖かい配慮です なぜか得した気分になりました

②「行列の並び方」に工夫がありました
・・・・・行列用の列は建てたポールで仕切ってありましたが、ポールとポールは布製のベルトが渡してあり、列の並び具合で、係のおねぇさん・おにいさんが、つなぐポールを微妙にかつ頻繁に変えていくのです
その結果、人が少なくなるとポールをショートカットにして、並ぶ距離を短くするのです
(これは行かれた人でないとわからない仕組みです)

③掃除のおにいさんたちが、「こぎれい」で「楽しそう」です
・・・・・しかも、ブラシとチリトリを両手に持って、すぐさまお掃除です そんなにしなくても。。。。というくらいに小刻みなスポーツ感覚の掃除です 「ここに秘密があるのか、だからこんなにきれいなんだな!」と思った次第です 掃除なのに若い人が従事している。。。きっとバイト料が高いのかな?とか思ったりしました。。。。
※実際に、少し高いようです
[本]
http://www.castingline.net/disney_jobs/wages.html

④無料のアトラクションがありました
・・・・・年寄り・赤ちゃんは、そんなにはアトラクションには入れません 無料のアトラクションで一日を過ごしてもなかなか楽しいものです 後日、行ったときは、無料のアトラクションを優先し、「ビッグ10」の入園券を組み合わせて使ったものです その日の気分でパスポートと使い分けしていました 余った券は次回に使うということもできました

⑤トイレの洗面台の前には鏡がなかったのです
・・・・・・実は、行く前から、このトイレのことは知っていました 当時の新聞か何かに書いてあったと思います
「女性のトイレはなぜ長い」=「用足しの時間よりも手洗いの前でお化粧する時間が長い人がいて、洗面台の前で並ぶ」⇒「洗面台に鏡があるので洗面台の占有時間が長くなる」⇒「洗面台の前に鏡をつけない」と。。。。
案の定、鏡は洗面台の前ではなく、別の場所に「鏡だけ」ありました

⑥入場すると、園内には生活感がない
・・・・・・たとえば、街中の遊園地などでは、近所のマンションのベランダの洗濯物とか干した布団などが見えてしまい現実の生活を思い出してしまいます そうなのです 「生活感のする風景がない!」といっても過言ではないでしょう

⑦秋なのに花火があった
・・・・・・今では冬空の花火も珍しくありませんが、秋の夜空の花火はきれいでした 地方の街で、ダッフルコートを着て花火を見たことがあったので寒空の花火はきれいだということは知っていましたが、「遊園地に行ったら花火も見た! なんかお得だなぁ!」と思ってしまいました


今では何気ないものも多いのですが、その時は、「これってすごいな・・・・だからおとぎの国なんだ!」と思った次第です


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