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銀行員は一人では仕事をしていない [銀行(員)と付き合う法]

昨日(12月8日)の日経新聞の朝刊の「金融を問う」というシリーズの中で

「銀行員は2~3年で担当が変わる。企業を育てても成果が出るころに担当するのは別の行員。これでは人間関係を築けない」(中小企業庁)

というコメントが出ていました

これは大きな誤解です
確かに担当が短期間で良く変わるのは事実です
これは
①癒着を防ぐ
②担当も飽きてくる
③新しい目で見ることのほうが企業・銀行の両社にメリットがある
と言った事情があるからです

しかも、
①銀行はチームで仕事をしています
②訪問日誌は記録化されています
③別にその支店からいなくなるわけではなく、担当が変わるだけです

ですから、
①一人でやっているように見せているのか
②本当に一人でやっていて、、チーム内に記録が残っていないか
そのどちらかです

たとえば
①皆さんは、銀行の担当者の上司とお会いになっていますか?
②あるいは、支店長だけでなく、担当や課長とも話されていますか?
③普段からどんなお付き合いをされていますか?
④普通の時に銀行員と1時間以上お話されたことがありますか?
⑤銀行員に経営相談をなさったことがありますか?
⑥お金のいるときだけ相談されていませんか?

保険会社も証券会社も取り引きするまでは熱心です
最近の銀行もそんなところはありますが、銀行はご融資したら完済(お金を返しきる)まで見守ってくれています

経営のパートナーとして銀行をいかにうまく使うかとか、付き合うか! という点も上手に工夫してください

金利の話ばかりでは、いざという時に貸してくれません

ちなみに、最近行われた日本政策投資銀行の日本航空向けの貸出金利は、年10%だったらしいです
みなさんの会社の借入金利をご存知ですか。。。。。?

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