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「法は道徳の最小限」と「非武装中立」 [少し政治的な話を。。。。]

大学で法律を習うとこういう話があります(小生はよく覚えていませんが)

「殺人はしてはいけない」というのが道徳
「殺人をすると懲役○○年~死刑」というのが法律
であると。。。。。

人として、殺人はしてはいけない行為ですが、万が一殺人を犯して見つかった時の罰則を定めるのが法律です
そういう意味では、道徳だけでは殺人はなくならず、法律は道徳の趣旨の最低限度、最小限度の部分しかカバーしていないということです

殺人をすると罰則があるということは、ある意味「人を殺してはいけない」という道徳観の抑止力になっています

さて、非武装中立ということを主張される政党もあります
おおよそ人が生きていく上には残念ながら「きれいごと」だけでは解決できないこともあります

法に触れなければよい とか
条約を結んでないので可 とか

※企業活動でも、時にはそんな風に考えるケースもあります

「永世中立国」というのがあります
スイスとかオーストリアとかが有名です
「永世中立国」は軍隊がないのではなく、強固な軍隊を持っています

「永世中立国」は、
①将来もし多国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つ
②自国は中立の立場である事を宣言し、他国がその中立を保障・承認している
③外国軍隊の国内の通過、領空の飛行、船舶の寄港、外国の軍事基地の施設も認めない
④軍事的な同盟国がないため、他国からの軍事的脅威に遭えば自国のみで解決する
というような国家らしいのです

さて、わが日本のことです
・小生は他国と戦争したいとか戦争をしようとか夢考えていません
・でも、人の世は、ルールに触れなければよい! と考える人も多いかもしれません
・国と国のレベルでもひょっとしたらそういうことがあるのかも知れません


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伴睦

そろそろ、この国に「革命」が起っても良いのでは・・・

と言っても、幕末・明治維新のような内戦でも、政府要人の暗殺でもなく、「国家の自立の為の国民の覚醒」のようなものを思い描いております。

鳩山内閣の混乱のお陰で、国民の多くが、政治に対する「諦め」から「危うさ」へと意識が大きく移行して来ております。

今、正に国民が挙って、政府に求めるものは、この国の「デザイン」と考えます。
それは、「新憲法草案」で、「護憲」や「改憲」ではなく、この国が今から進むべき方向をゼロから立ち上げて行く「ロードマップ」の
ような、誰にも容易に理解出来る「国家ビジョン」であって欲しいです。

例えば、この国が何を最も大切として行くか、という旗印が立てば、先進国で人口が減少する国という点で、「国民の命を守る」というビジョンが生まれ、すべての政策はこれに帰着すれば良いのです。

内政も外交も、教育も医療も、あらゆる国内産業の方向性も経済政策もこのビジョンに集束して構築するのです。

小難しい文章で「戦争放棄云々」なんて書いた紙切れなんぞ、最早、不要です。

「普天間問題」も自ずから解決しますし、今後の日米同盟も明らかな方向性が指し示される訳です。

戦争や災害で国民の命を失うことは決してあってはならない。
と考えるなら、兵器や重火器の開発をするのではなく、ITやロボット技術を駆使して国防施設や防災機器を開発して行けば良いのです。
日本国民の命を守る「ガンダム軍団」を作るぐらいの気で頑張るのです。

医療においても、中途半端なものではなく、徹底して国民の命を担保する完璧なものを作り上げるのです。

決して事故が起らない鉄壁の交通システムを構築すれば良いのです。

そうして創り上げたこの国の「デザイン」を、あらゆるメディアを使って国民みんなに刷り込んで教育することこそが、国家自立への歩みと考えるのですが・・・

by 伴睦 (2010-05-10 15:54) 

beni_ha

伴睦 様

お久しぶりです
何か、いろんなことに閉塞感がありますね

主因はマスコミなんでしょうね
ただ、最近、マスコミの一部に、
①今まで報じてきたのは、ひょっとしたら間違っていたのではないか
②われわれは批判ばかりで何も考えてこなかった
的なコメントを出す番組が出てきたのは光明です

1.ニッポン放送:上柳昌彦のお早うGood Day!(月~金6:00~8:30)
http://www.1242.com/goodday/
のトークはなかなか楽しいです

2.フジテレビ:Mr.サンデー(毎週日曜日 22:00~)
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/mrsunday/index.html
の5月9日放送では、自戒的な放送だった感じがします
ただ、
①ミネヤさんがはしゃぎ過ぎで番組が軽すぎる
②滝川クリステルとの呼吸が合わない
など、見苦しい部分もありますが、
番組の製作者の意図が微妙に変わって来ているような気がします

もう少し日本が打ちのめされたら、「これではいけない」的な議論も出てくるのではないでしょうか

小生はかねがね「命」がキーワードかなと思っています
「必死」とかと「死に物狂い」とかと言った雰囲気が今の日本にはないので、閉塞的かつ厭世的な議論が多くなりがちなのではないでしょうか


過去記事
「命へ繋がるビジネスが生き延びると言う法則(不景気に生き残るビジネスとは)」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-02-03-1
というのも小生の持論です


by beni_ha (2010-05-11 02:16) 

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