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社長交代の風景 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

あまり議論されることもないようなので、あえて書いてみます。

マスコミの報道によれば、今度の株主総会で、日本郵政株式会社の社長が交代する予定だとか。。。。

現在の坂社長(65歳)から元東芝会長の西室氏(77歳)にお代りになることのようです。
能力の有無、適材適所という議論はさておき、一回りも年長の方が社長に就任なさるようです。


社長ではないものの、日本原子力研究開発機構の新理事長に、松浦祥次郎・原子力安全推進協会代表(77)が3日就任されたようです。 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)などの諸問題を受けて辞任した鈴木篤之前理事長(70)の後任のようです。

ここでもまた、77歳の経営トップです。
しかも前任者よりも7歳も年上です。

77歳に問題があるというのでもないのですが、おそらく、この人たちが現役バリバリの経営トップだった頃は、「若い人の意見を聞け!」的におっしゃっていたはずです。

その時の若い人が、現在おいくつなのかはよく知りませんが、世間一般的には、77歳といえば、そろそろ(?)後進に道や席をお譲りになってもいいお年頃です。

これほどまでに優秀な方々なのですから、「若い人材が育っていない!」とおっしゃるようなことはよもやないはずです


そういえば、最近は、社長が退任し会長が社長を兼務するという事案がなんとなく目立つ時代になりました。

例えば、歴史的には

・ヤマダ電機(2013年)山田昇社長(70)
・資生堂(2013年)前田新造社長(66)
・キャノン(2012年)御手洗富士夫社長(76)
・ユニクロ(2005年)柳井正社長(56)
・日清食品 (1983年)安藤百福社長(73)
・ヤマハ(1980年)川上源太郎社長(68)

などという実力会長の社長復帰というのもありました。

「創業者」とか「中興の祖」とかと言われる方々には「居ても立っても居られない」状況で再登板なさったという例もおありのようですが、

①今回の、日本郵政、日本原子力研究開発機構のトップ交代劇には、「なんだかなぁ~」とため息が出てしまいます。

②年齢的にも、「本当にそれでいいの?」と言いたくなる人事でもあります。


おーい若者よ!出てこーい!



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