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「交通取り締まりに苦言」を呈した古屋国家公安委員長の発言を考えよう・・・・! [鈍感日本人への警鐘]

自動車運転免許をお持ちの方なら、長い年月の中では、パトカーや白バイに止められたり、あるいはいわゆる「ネズミ取り」というのに引っかかって、スピード違反の交通反則金をお支払いになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その時、
①どうして自分だけが。。。。
②前の車や後で追い越した車は捕まっていない。。。
③なぜ今日だけは。。。。。
④県外ナンバーだから捕まったのではないのか。。。。
⑤危険運転でもないのに。。。。
⑥これくらいいいではないか。。。
⑦なぜこんな場所で捕まえなければいけないのか。。。。

などと思いになったご経験もおありではないでしょうか。。。。。。


中には、「警察にもノルマがあってやっているのではないか?」と伝え聞いた人もいらっしゃると思います。


そんな方々の、ご意見を代表するかのように、担当大臣である古屋国家公安委員長は4日の閣議後の定例記者会見で、警察による交通違反の取り締まりについてつぎのようにおっしゃったらしいのです。

「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と苦言を呈し、あり方を見直す必要がある
「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」と指摘。歩行者のいない50キロ制限の片側2車線の直線道路を例に挙げ、「交通の流れで70キロくらい出る。そういう所(での取り締まり)は疑問」
(以上YOMIURI ONLINE)

警察の交通違反取り締まりについて「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と述べ、事故防止に有効な手法を検討するよう警察庁に求めた
「大臣になるまで自分で(車を)運転していた」としたうえで、自身の選挙区(岐阜5区)にある片側2車線の直線道路を例示。「歩行者が出てくる危険がない道路。制限速度50キロだが、流れに逆らわずに行くと70キロくらい出る。20キロ以上オーバーすると取り締まり対象になるが、いつも疑問に思っていた」「反則金を切られた支援者の中からもそういう声を聞いた。事故の減少に資する、納得できる取り締まりをすべきだ」という趣旨の発言をした。
(以上毎日jp)

などと報じられています。

皆さんは、いかがお考えですか。。。?

中には、同情・同感なさる方も多いと思いますが、本当に、担当大臣のこの発言は的を得ているのでしょうか?


東京に住む私は、自宅から、「銀座」「新宿」「青山」「赤坂」「六本木」「渋谷」などの繁華街にも自家用車で出かけることが多々あります。

地方からやってきた、友人・知人・親戚等を乗せて走ると、「よくこんな複雑な道が走れるね」と驚嘆されてしまいます。


確かに、統計的には死亡交通事故は減りました。

それは、
①道路が良くなった。
②車が良くなった。
③厳しい警察の取り締まりのおかげで乱暴な運転者が減った。
④医学や救急医療体制の発達で事故後の初期対応が良くなった。

などいろいろなことが理由としてあげられるのではないでしょうか。。。。。


本当に、大臣がおっしゃるように、今の警察の取り締まりが極端あるいは過度・過剰になされているのでしょうか?

「制限時速50キロの道路を流れで70キロで走る」ということが許容されだすと「制限時速30キロの道路を40キロで走る」ということも肝要になってしまいそうです。


「流れで70キロで走ってしまう」ような道路なら、「自動車専用道路」にすればいいではないですか。。。。。


高齢化が叫ばれるわが国です。
これからは、今まで想定されなかったような交通事故も生まれてくるかもしれません

ペット天国の日本です。
犬を散歩させている方によく出くわしますが、怖いのは、リードでつないだ犬に振られて「突然、想定もしない動き」をなさる方もいらっしゃいます

携帯やスマホを見ながら歩いている人もいます

自転車走行の方々のマナーやルールも確立されていません


そういう全体像を考えずに、「選挙区の人が」「選挙区では」的な議論をなさっていいものでしょうか!!!?


例えば、片側3車線の高速道路のレーンごとに走行速度を定めるというのならまだしも、少し過激な発想ではないでしょうか!

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