「年金支給時期」をめぐる年金の議論について

先日の日曜日のNHKの座談会で「年金」の話が採りあげられて以来、マスコミ的には「年金支給」話が少し盛り上がってきました。

私は車の中で聞いていたので、少し正確性を欠くかもしれませんが、まず思ったのは、
・議論しているあなたたちの年金はどうなっているの？
・平均的な年金受給者はどんなスタイルなのか？
・そもそも日本人のライフプランはどうなっているのか？
・年金を一元化してから議論してほしい（特に『公務員』と『サラリーマン妻』に甘い制度になっている）
・すでに年金をもらっている人たちの支給額の調整はしないのか？

ということです。
先日、70歳を過ぎた年金受給者の方と雑談をしました。

「年金をもらいながら、適当に働いて『小遣い』も欲しい」というのが本音のようです。

一日中暇なのも退屈なようです。
そうかと言って、年金だけでは、お金も不足しがちなようです。

「雇用延長」が少し美化されすぎています。
同じ職場でいつまでも働くのがいいとも思いません。
理由はと言えば、
・かつてと同じような仕事をしているのに収入が減るのは不本意
・かつての部下に使われるのはいや（かつての上司を使うのもいや）
ということもあります。

今までの仕事をリセットして、
・年金受給者でも働ける職場の開拓
・新しい職場で働く意欲づくり

そういうことも必要ではないでしょうか。。。。。

「年金財源が足りないから支給を遅らせる」ということばかりではなく、「少ない年金と合わせて給料をもらう」ということも必要なのです。